Kindle読書録『一九八四年』『カラスの教科書』

最近はスマホでポケ森(どうぶつの森 ポケットキャンプ)を延々とプレイしていて、あまり本が読めてない。

ジョージ・オーウェル『一九八四年』


かの有名なSF…というかディストピア小説もセール対象だった。
知り合いの人が、この作品に出てくるニュースピーク(独裁国家が推奨している新しい言語)のことを面白いとツイートしていたので、ぽちって読んでみた。

北朝鮮を連想したのは私だけではあるまい…。
どういうオチになるのかなー、まさかここまでガッチガチになった状態からの革命やら体制転覆やらは無理だろう…と思いつつ読んでました。
こ、こうなるのか。

常に体のどこかしらが痛くて、飢えていて、食べ物もめちゃくちゃまずくて貧しくて、あちらこちらが垢とほこりだらけで汚れていて…という生活がひたすら描写されていて、想像するだけでつらかったです。

松原始『カラスの教科書』


以前、単行本で持っていた本が、文庫化→Kindle化したよ!
というわけで紙の本を手放してKindle本を購入。手描きのかわいいイラストもちゃんと収録されてるよ。

この本を初めて読んだあと、道端のカラスをチラチラ見るようになりました。
スズメを見慣れていると本当に大きいんですよね、カラス。

出勤中にカラスが鳴いてても、「あ、なんかこの声はどことなく甘えてるっぽいなぁ」とか感じるようになった。

著者は長らく京都で調査をしていたため、なじみのある地名が出てきて、そういう意味でも楽しい。

カラスといえば。
以前、路地を歩いていた時、アパートの前にカラスがいて、何かをつついてたんですよ。
なんとなく立ち止まってじーっと眺めていたら、カラスは気まずそうに歩いて路上に出てきて、私と反対方向へ向かい始めた。

「別に怖くて逃げるわけじゃないよ?もともとこっちに用事があったんですよ?」みたいな態度なんだけど、私のことを定期的にチラチラ見て様子をうかがいながら、今にもそらぞらしい口笛を吹きそうな雰囲気でテクテク歩いていくから、笑いをこらえるのが大変だった。
私が少しでも近づいたら、すぐさま飛び去っていくんだろうなと思ったけど、なぜか、かたくなに何事もなかったようなふりをして歩いて去っていきましたね、カラス。

著者はその後、『カラスの補習授業』『カラス屋の双眼鏡』といった本も出しているので、こちらもKindle化に期待したいところです。