結婚して約3ヶ月たった

もともと同居していたこともあって、結婚しようが生活は特に変わらない。
結婚前から夫婦扱いされてたし。
とはいえ、いろいろあった。

弟からケーキが届いた

「少しでもテンション上がるもの送るよ」と弟からLINEが来たので、土曜の午前中なら荷物を受け取れるよと返信した。

そして土曜の朝、寝ぼけまなこで小さな箱を受け取った。
なんだろうなーと伝票をよく見たら「ケーキ」と書いてある。
これは冷蔵庫に入れる必要があるなーと思って、のそのそと開封したら、中からはふたつの箱と納品書が出てきた。
納品書は透明な袋に入っていて、なぜか「ユーリ!!! on ICE」のステッカーが同封されている。

え?と思って納品書をよく見ると、それは「ユーリ!!! on ICE」のキャラクターの絵を描いたケーキであり、しかも描かれていたのは私の1番好きなキャラクターであるピチットくんだったのだ。
(公式の商品である)

一気に目が覚めた。

#yurionice #pichit_chu my brother gave me Pichit's cake to celebrate our marriage.

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結婚祝いのピチットくんケーキ。ありがとう弟。

ちなみに、片方の箱にはケーキが入っていたのだが、もう片方の箱にはお皿が入っていた。
このケーキ、オプションでお皿が一緒についてくるのである。

しかし弟の選んだお皿が、勇利とヴィクトルが温泉で会話をしている時の場面を描いたもの。
温泉なのでふたりとも全裸である(もちろん股間は隠れているのだが)
ありていに言って、肌色のお皿。

こりゃ食事には使えないな…と考えた結果、この肌色のお皿は私のデスクの上におさまり、指輪置き場として活躍している。

増えたぞ…? #yurionice #コップのフチ子

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Instagramで後ろのほうに写っているのが例のお皿だ。
北欧系シンプルナチュラルだった私のデスクは、一気にごまかしきれない何かが漂い始めた。

結婚祝いのお返し

結婚式をしなくてもお祝いをいただいてしまうし、そうすると今度はお返しせねばならない。
友達には「お返しするの面倒だからお祝いなんていらないですー!」と主張できるが、職場の人や親族が相手だとそうもいかない。

「こういう時のために百貨店やデパートが存在するのか…」と思いながら、京都伊勢丹のギフトサロンへ足を運んだ。

いただいた金額に応じてカタログギフトを選び、住所がわかる人には送付をお願いして、わからない人には手渡しするので包装してもらって持ち帰る。
「結婚式はしない、と……ではこちらの熨斗をおつけしますね」
「熨斗に書くお名前は連名にされますか?それとも姓だけ?」
という感じで、最初のカタログギフトさえ選んでしまえば、あとはギフトサロンの店員さんがてきぱきとやって下さるのだ。

私の職場の皆様からはAmazonギフト券をお祝いにいただいたため、伊勢丹の地下でお菓子を買って職場に持っていった。
※「とりさんが使いやすいように、Amazonギフト券にしました!お花よりもそっちのほうがいいよね?」という経緯だったらしい。バレてる。

入り乱れる名前

旧姓と新姓の両方を使っているので、ごっちゃごちゃである。

なんせ銀行がまだ旧姓のままなので、銀行と連動している各種サービスのアカウントはすべて旧姓で連絡が来る。
一方、結婚後に新しくつくったアカウントも、銀行と連動しているものは旧姓だし、連動していないものは新姓だし、どっちがどっちだっけ状態。

友達は結婚してから1年くらい、銀行を旧姓で放置していたそうである。変えるの面倒だしね…。

夫婦別姓を選べるようにするか、別姓を禁じるならもっといろいろ手続きを便利にするなり、旧姓での利用を認めるなり、旧姓の名前も自分自身ですよと証明しやすくするなりしてほしい。
こんなもん、改姓する側の人間が各種の口座を持たない前提のシステムじゃないのか。大人扱いされてない。

次の免許更新の際には古い運転免許証を回収せずに返して下さいってお願いするといいよ、これがあれば旧姓を証明できるから!という助言を見かけたので、私もそうしようと思う。

「結婚しなよー!」の次は「出産しなよー!」攻撃

周りからも話に聞いていたのだが、自分も実際に体験した。

独身のあいだは「えーまだ結婚しないの?早く結婚しなよ」と言われ、結婚したら「子ども産みなよー!少しでも若いうちに!」と言われ、産んだら今度は「ふたり目も産みなよー!ひとりっ子だとかわいそう!」と言われる例のアレ。

結婚してから1ヶ月のあいだに、3〜4人から「子どもは産む?ひとりくらい産みなよー!」と言われた。ほっといてくれ。

世の中には「自分と同じことをしない人間がいると、自分を否定されたように感じる」という人がいて、そういう人たちは執拗に自分の意見を押しつけてくる。

ただ、私の周りの人たちは「子どもが産まれて本当にかわいいし、すばらしいから是非あなたも!」という善意100%のノリだった。
たとえは悪いかもしれないが、健康食品をすすめてくる人に似ている。
「これ本当によかったのよ!ほんと!あなたもやってみて!」って感じで「子ども産みなよー!」とすすめられる。

「幸せ」イコール「結婚や出産」ととらえている人があまりにも多くて、いったい何が人をここまで決めつけさせるのか。
結婚していない人・子どもがいない人に「しなよ!」と言わなければならないという気持ちを駆り立てるのは、いったい何なのか、という気持ちになる。

この手の台詞を、不妊治療の末にやっと子どもをさずかった…という人から言われると、「よかったですね…」と思う程度で済む。
しかし、愛人をつくって遊んでる人から言われると、「産んだのはてめぇじゃねえだろ」と妙に腹が立ってくる。
同じことを言われても、感じ方はけっこう変わるのだった。

わざわざ結婚することについて

作家の中村うさぎは、香港出身のゲイの男性と結婚している。
性指向が異なるので、お互いに恋愛やセックスの相手は家庭外だ。言うなれば、友達と家族になったのである。

出典は忘れたのだが、彼女は自分の結婚生活について「友達と家族になるのって、けっこういい感じだよー」というふうに周りに話したらしい。
それを聞いた人々の中には「なるほど、その手があったか」とひざを打って、友達同士で同居するところが何件か出てきた。
ところが、ことごとく長続きしなかった。

なんでだろうね?と不思議がる中村うさぎに、彼女の夫はこう言ったのだそうである。
「そりゃ結婚してないからだよ。書類一枚のことだけど、あなたと結婚する時、私は本当にこの人と家族になっていいのか考えて、覚悟を決めた。でも、ただ友達と同居するだけなら、そこまでしないからね」と。

そういう点では、結婚という形式にも意味があるんだろうなぁと思う。

結婚してよかったこと

もともと同居してたから、そういう意味では結婚のメリットを感じていない。

ただ、夫との関係を説明しやすくなった。いちいち「彼氏なんですけど一緒に住んでて…」とか言わなくていい。
あとは、夫が今後フリーランスになったり専業主夫になったりした場合、私の扶養に入れることができる。

今感じるメリットは、それくらいである。