Kindle読書録『動物になって生きてみた』『カッコウの夢』その他

数年前にも同じこと言ってた気がするんだけど、SNSやネットの記事を読んでると思考がぶつ切りになりやすいね。
あっちこっちに飛んで余計なことを延々と考えたり、いろんな感情が湧いては消えたりする。

一方、本を読んでると、その本1冊がひとつの流れを持っているので、ぶつ切りにならずに済む。
そういう意味では気持ちが安定しやすいです。

夫も妻も子どもも本が好きだという友達から「本は我が家のインフラ」という力強い言葉が寄せられました。私もかくありたい。

非BL

チャールズ・フォスター『動物になって生きてみた』


めっちゃ面白かった。淡々としてるんだけど、いちいち面白い。
著者は動物になりきって生きてみようとするものの、もちろん人間なので、できることには限りがある。
それに、完全に動物になりきってしまったら、いったいどうやってその時に感じたことや体験したことを文章に書き起こせばいいのか?とツッコミを入れる精神も持ち合わせている。

それでもやっぱり面白いんですよね。
子どもと一緒にアナグマの真似をして洞穴で暮らしてみたり、ミミズを食べたり。
あるいはカワウソの一生が常に追われているものであることを語り、冬の川の冷たさに恐れおののき、アカシカに近寄りながら、捕食者と被食者とでは見える世界が異なるということに思いを馳せる。

小さな子どもがいると、こんな時は絶好の仲間になってくれるよね。
子どもたちは著者と一緒に洞穴で暮らし、著者以上に野生の生活に順応し、著者の提案に大はしゃぎで応じる(例:野外で脱糞する)

こういう出来事もさることながら、著者の言い回しにユーモアがあって面白いの。海外の小説やエッセイを読んでいて楽しいのは、こういうところだよなぁって思った。

『Numero TOKYO 2017年12月号』


まさかモード系のファッション雑誌を買う日が来るとは…。
YOIとのコラボが載っていたからです。

  • 3人の集合写真:ディオール・オム
  • 勝生勇利:ヴァレンティノ
  • ヴィクトル・ニキフォロフ:ジョルジオ・アルマーニ
  • ユーリ・プリセツキー:サンローラン

コラボしているブランドは上記のとおり。アニメとコラボってすごいな…(混乱)

紙の雑誌は通常版+特別表紙版の2種類あって、後者はYOIの表紙になってますが、Kindle版は通常版のみの配信。

※紙の雑誌の特別表紙版。こういう表紙↓

紙の雑誌だとポスターもついてるんだけどね、賃貸に住んでるから壁に貼れなくてさ。
だから、スマホに入れて持ち歩けるほうがいいなと思ってKindle版を買いました。

吉田秋生『YASHA―夜叉―』全12巻


『BANANA FISH』のシン・スウ・リンが登場すると聞いて読んでみた。

うーん…。
面白いっちゃ面白いんだけど、どうしても『BANANA FISH』とかぶってしまうね。展開が。
さらに続編で『イブの眠り』という作品もあって、こっちは女の子が主人公なので面白そうだと思いつつ様子見。

BL

松本ミーコハウス『ボーイズラブ!』1巻


BL漫画。そのものずばりすぎるタイトル。

最初は攻めふたり✕受けひとりで、高校生3人の3Pから始まるお話。
トラウマをかかえていたり、親子関係がゆがんでいたり、それでもお互いのことが好きな3人。

その後の不穏な展開が恐ろしくて、まだ2巻を買えずにいる…。
(3人の仲がどうこうというより、外部から余計なものが入ってくるという印象です。あと2巻でリバになる模様)

ためこう『カッコウの夢』上下巻


BL漫画。Twitterで宣伝を見てぽちったんだけど、当たりでした。
それにしてもこの人、絵がきれいだなぁ。

高校時代に優等生のクラスメイト(白島)を好きになって以来、自分の気持ちを黙ったまま、親友としてそばにいた主人公。
美しく正しく、時に説教くさい彼と同じ大学に通いながら、主人公は白島と全然似ていない別の男(瀬野)をセフレとして都合よく扱う。

ところが、交通事故で白島は目覚めなくなり、先に目を覚ました瀬野はとんでもないことを言い出す…。

この3人(というより主にふたり)の感情のゆらぎ、変化していく関係性の描写もさることながら、この先どうなるんだろう?っていう面白さもあって一気に読んでしまった。