Pixivで二次創作を始めて1ヶ月たった雑感:作者と読者の立場から

YOIの影響でPixivのアカウントをつくったのが、2017年1月2日。
初めて二次創作の小説を投稿したのが、10日後の1月12日。

それから1ヶ月たった現在、二次創作の小説が10本まで増えました。
6本目の小説でルーキーランキングに入り、8本目からはデイリーランキングに入り、フォロワーさんが急増。

旬のジャンルで、最も人気の高いCPの二次創作をやっていると、こんなに反応が早いものなのか…と。
アクセス解析を見るの、なかなか面白いです。曜日・時間帯によって見てる人数もちがうし、どんなキーワードで検索してくるのかわかるし。

あと、読み専の人がけっこう多いことに驚いています。てっきり作者側の人が多いSNSなのかと思ってました。

KDPとの相違点

Pixivをやっていると、確かにめちゃくちゃ楽しくて、居心地がいいよなぁと思います。

去年までやっていたKDP(Amazon Kindleストアでの自己出版)は、SNSじゃないし、ビジネスの場という感じだったんですよね。

販売数・返品数・振り込まれる印税の金額は確認できるし、エゴサするとたまに感想がもらえてたりするし、まれにカスタマーレビュー書いてくれる人もいるけど、承認欲求はさほど満たされない印象でした。
(でも、読者の皆様にお買い上げいただいたおかげで、給料が安かった前職時代は印税を趣味の書籍代にあてることができました。本当に感謝しております)

もともと「オリジナルの同人誌が、在庫を持たずにリリースできるぜ!わーい!」程度のテンションでKDPをやっていたため、特に不満はなかったんですよ。
でも、もし先にPixivをやっていたら、KDPは物足りなかったかもしれない。

その後のKDPはどんどん情報商材が増えていって、今ではAmazonの該当部署もトップが入れ替わったり人材が足りてない感じだったりして、ちょっと心配ですが…。

一方、Pixivは自分の作品の閲覧数・ブックマーク数・評価点数がリアルタイムで確認できます。
感想を伝える際、コメントが書けなくても、かわりにスタンプを送ることが可能です。

なんていうか、「見てもらえてるんだなぁ」「循環してるんだなぁ」って感じるんですよね。
そうか、SNSだから交流する機能が強いんだよな、と。

そりゃもちろん、大半の人はコメントとかスタンプとか送らずに、そっと読んで、そっと評価点やブックマークをつけたりつけなかったりするだけなんで(私もそうです)、作者の側では数字の形でしか見れないんですよ。
でも、ブクマしてくれたアカウントもわかるし、KDPに比べたら数字の中に読者の存在を感じるのね。

お昼に「お前の作品、ランキング入ってたよ」とメールで教えてくれるのも励みになります。
(KDPは出版社から出ている膨大な数のプロの作品と同じ土俵で戦わねばならない上に、ランキング入ってても通知なんてもらえません。それにAmazonのランキングって入れ替わりも激しいしね)

感想があってもなくても

作者の立場からすると、感想というのは「ほしいんだけど、なかなかもらえないもの」です。

ひとつでも感想をもらえると、すっごくうれしいし、何度も読み返しちゃう。
たったひとりの人に「続きはありますか?!」って聞かれただけで、続きを書いてしまうくらいです。

それをわかっていながら、読者としての私は今のところ、まだ1度もPixivで感想をコメントしたことがありません。
読むのはもっぱらPixivアプリを使っているので、そっとハートマーク(ブクマ+評価点)を投げつけて、黙って読みまくってます。すみません。

だから、「この作品のことがすごく好きだけど感想を伝えない」という読者の気持ちもわかるのです。

この1ヶ月間、たまに「あー…もう最高…他の人の作品を読んでるだけでいいや…」とか、「続きを書こうと思ってたけど、どうしようかなぁ。もう書かなくてもいいかなぁ」って思ったりすることがありました。

でも、読者としての私は、感想を伝えていないだけで、すごく気に入って何度も何度も読み返している作品が、たくさんあるのです。

自分がブクマした中から、シリーズものになっている作品を開いて、続きが出てないかなぁって何度も確認してる。たまに続きが出てて、やったぁ!って小躍りしながら読んでる。
あるいは夜の布団の中で、寝る前に読み返して、あぁこれ好きだなぁって満足してから眠ってる。

だから「私の作品も同じように感じてくれてる人がいるかもしれんよな」と思って、続きを書いてます。

こういうの読みたかった!とか、私もこういうの好きだ!とか思って楽しんでくれてる人がいるなら、それでいい。

KDPは私の個人的な事情があって、活動終了して全作品をストアから引き上げてしまいました。
その後Twitterで「KDPの作品を読みたかったです」「すごく残念です。でも今はPixivで楽しませてもらってます」と声をかけて下さった方がいて、申し訳なく、またありがたいなと感じています。

Pixivの作品はなるべく消さないように心がけたいです。
感想のコメントがなくても、増え続ける閲覧数とブクマ数を見れば「あぁ、見てもらえてるんだな」ってわかるから。

あとね、純粋に書くの楽しい。

去年の秋からしばらく書かない時期が続いて、「自分は何も書かないほうがいいんじゃないのかな。このまま筆を折るべきか。でも私のことだから無理だろうな」って思ったこともありました。
やっぱり折れなかったですね、筆。