「ユーリ!!! on ICE」12話で本編は終わったけど、まだ狂気の中にいます

※ネタバレしてるので注意。

フィギュアスケートアニメ「ユーリ!!! on ICE」(以下YOI)全12話、無事に終わりましたね。
12話は尺が足りなさすぎてOPもEDも全部ストーリーに当て、つめこみまくってそれでもうまいこと各キャラの背景を説明しながら盛り上げていくという、とんでもない最終回でした。

ツイート引用しながらの感想

見た人の行動


友達は「もし寝れなかったら心を落ち着けるためにキャベツの千切りする」と旦那さんに宣言したのち、本当にそうなってキャベツ1玉を切り刻んでしまい、夕飯はお好み焼きにしたそうです。

彼氏に話したら「は?なんで?意味がわからない」って言われた(一般人の反応)

私は0時配信のAmazonプライムで見て吹っ飛び、Twitterで延々とネタバレツイートを漁るRT爆撃機と化し、午前3時すぎに布団に入ったのちもイヤホンつけてタブレットで2回目を見て、ろくに寝つけないまま7時半に起きてゴミを出しに行き、その後もタブレットでRT爆撃をくり返しながら13時すぎまでうつらうつらしてたので、友達の気持ちがわかります。狂気の沙汰。

そうそう、父のアカウントのAmazonプライムで見ていた母からは、
「お父さんが海外に行っててユーリオンアイスの続きが見れない!」
と嘆きのメールが入っておりました。お気の毒です。

勇利の引退を阻止するユリオ


ユリオ最高だった…特にユリオのFS始まる直前からFS終わるまではガチでアツい展開だった…。
あれ、ユリオの前に滑ってるオタベックが、ちゃんとユリオを盛り上げる役割になってるよね。曲の歌詞(日本語版)をオタベックがモノローグで語ってて、それがユリオを鼓舞する内容になってる。

9〜10話のあたりで他の人たちが言ってたように、ユリオはやっぱり勇利のことを評価してて、恐らくあこがれてたんだよね。
勇利のことを、ちゃんとライバル視してた。

だからこそ彼は、
「勝生勇利、ようやく俺がシニアに上がったところだってのに逃げるのかよ。ヴィクトルとの関係さえ決着がつけばあとはどうでもいいってのかよ、ふざけんな!俺を見ろ!引退なんてさせねえ、したら絶対に後悔すっぞ、ヴァーカ!」
って思いながらFSをすごい気迫で滑りきって、終わった直後に泣いちゃったんよね。
(ここのモノローグでは豚とかカツ丼とかじゃなくて勝生勇利って呼んでる)

で、それを見た勇利が引退を撤回する、と。

しかし、ユリオの渾身のFSから勇利の現役続行までの流れを仕向けたのが、勇利との別れを阻止したいヴィクトルだったという…最高です。
ふたりのユーリは結局のところリビングレジェンドの手の上で踊らされていたのか?

ピチットくんの夢

インスタ映えするものが大好きそうなピチットくん。
そして彼の脳内のPichit on ICEでも、皆が愉快な衣装を着て笑顔で滑っているのに、オタベックだけは笑わないのであった…。

ピチットくんの強さ


頑固な勇利を変えるのは難しい。
勇利が子どもの頃からあこがれ続けてきたヴィクトルくらいの大物を引っ張り出さないと変えられない…。

マッカチンにとってもハッピーエンド


愛犬には勝てないわ。
最後のシーンも、サンクトペテルブルグの街を勇利とマッカチンが一緒に走ってた!

2期はぜひサンクトペテルブルグで


ピチットくんならやってくれると信じてるぜ!

ヴィクトルの決断


これ、個人的に11話の時点で思ってたんですよ。

「ストーリーは勇利が引退してヴィクトルが競技復帰するのか、ヴィクトルが引退表明+コーチに専念して勇利が現役続行するのかの2択になってるけど、ヴィクトルがコーチと現役と両方やるっていう選択肢もあるんじゃない?」
って。

その場合、ヴィクトルがはせつをホームリンクにすることはないだろうから、勇利をサンクトペテルブルグに連れてって、そこをふたりの拠点にするのかなって。

でもさすがにコーチと選手を両方やるなんて負担やばすぎるし無茶だろうと思って、Twitterにもブログにも書かずにいたら、まさかの実現…。
後出しジャンケンみたいになってしまった。先に書いとけばよかったw

ユーリロスにならない人


YOIの放送が終わってユーリロスになってる人を見かけたので、私としてはむしろ終わってくれてほっとしてるよ、と。

連日YOI関連のツイートとRTばかりしまくってるので、幼なじみからは「狂気」、フォロワーさんからは「RT爆撃」と呼ばれてました。
もうしばらく続きそうです。すみません、うざかったらフォローはずすなりミュートするなりして下さい。

同じ沼に落ちた人だけは、「とりちゃんからRTがいっぱい降ってきてうれしい!ぱくぱく〜!」って言ってて笑えた。

あーもうブルーレイ全巻予約しといてよかったー。

RTボタン連打する自分は正気を失ってるなと自覚する一方で、「観客が正気を失うくらい魅了できなければ成功ではない」みたいなことを宝塚歌劇団の関係者の人が言ってたなー、なんて思い出すんですよ。

あーたのしい。

勇利まじ鬼畜

つーか感想の最後になって書くのもあれだけど、12話、改めて冒頭からすごかったよね。
まさかのヴィクトル涙。
(ヴィクトルがこれまでに泣いたのは、はせつに押しかけて勇利に一緒に寝よう!って声かけて断られた時だけ)

いやそら泣くわ…エンゲージリングを渡された翌日に「今までありがとう。あなたの役割はもう終わりだよ」なんて言われたらさ…。

で、自分の発言で相手を泣かせておきながらまったく動揺や反省の色を見せず、どころかヴィクトルの前髪をひょいとめくって「ヴィクトルも泣くんだぁ…」って感想をもらす勇利、無神経とかいうレベルじゃないぞ!
「怒ってるんだよ!」ってヴィクトルが言い返してたけど、そりゃ怒るに決まってんだろ!

そのあと、激怒したヴィクトルが泣きながら立ち上がって、ベッドに座ってる勇利の肩をガッとつかんだところで場面が暗転しちゃって、そこからFS当日の公式練習までふたりは公の場に姿を見せなかったわけなんですが…何があったんですか…?
同人誌が大量に出るよ?

肝心の勇利のFSは今までで1番よかったし、ヴィクトルも勇利も泣いてたし、こっちも泣きそうになりながら見てたんだけど、そのあとのヴィクトルの暗躍とユリオの「引退すんな勇利ヴァーカ!」FSに押し流された感がある…。

いやいや本当にすごくよかったんですけど…よかったけど、こう、このアニメすごく情報過多で濃縮されてるから、あとからあとから衝撃が来ちゃって押し流されるよね…。

まぁ、ユリオの熱い展開も、さらに勇利とヴィクトルがペアで踊るエキシビジョンで上塗りされたわけですが…。
なんだったのあれ…完全にふたりの世界だった…。
ブルーレイでノーカット版つーかノンクレジット版が収録されたりしないかな…。

「過去の自分は死にました。何度でも生まれ変われる人間が強いのです」


リリアは名言の宝庫でしたね。

ああー2期!2期が見たい!つくってほしい!お金払うから!

その他

勇利がマッカチンと一緒に走って、ヴィクトルやユリオと合流する場所


ラストの場所、あっちゅーまに特定されてた。
雪の残り具合からして4月だろう、てなことまで言われてましたね。

日本に行くヴィクトルが、ヤコフに別れを告げた橋…!

3人の視点、3パターンのルートを内包した物語


この説明がものっすごく腑に落ちる。

※2017年3月10日9:00追記
このあと「いや、サイコパスってのは全然ちがうな」って思い直したんですけど、訂正するのをずっと忘れてたので今さらですが追記しときます。
勇利はサイコパスではない。
ただ、勇利視点で見ると、YOIは叙述トリックのアニメである。

ユリオ視点(少年漫画)

シニアに上がったとたん、同門の先輩(ヴィクトル)がふらりと失踪したかと思えば、ライバル視してた先輩(勇利)のところに行っちゃって。
しかも勇利は引退するかもなんて言われてるし、おいふざけんな!って血のにじむような努力を重ねて金メダルをとり、ふたりの引退を阻止。
さらに自分をソルジャーとして敬愛している友達(オタベック)もできた。

ヴィクトル視点(少女漫画)

天才であるがゆえにLIFEとLOVEをほったらかしにして人生をスケートに捧げてきたけど、行き着く先は孤独な世界。
そこへ、高い基礎能力と体力を持つ酔っぱらい(勇利)に「ビーマイコーチ」されて心を奪われる。

意気揚々と勇利のコーチを引き受け、なんとかGPF出場を決め、他ならない勇利からエンゲージリングまでもらったのに、翌日に別れを切り出される。
勇利と離れるのは嫌なので、ユリオを巻きこんで彼の引退を阻止。
さらに勇利を自分の拠点(サンクトペテルブルグ)へ連れていき、LIFEとLOVEを手に入れて完。

勇利視点(サイコパスミステリ)

平凡でメンタルも弱い、そんな自分のところに突然、ずっとあこがれていたスター選手(ヴィクトル)がコーチとしてやってきた。
ヴィクトルが何を考えてるのか全然わからないし、コーチに飽きて辞めてしまうかもしれないと思いつつも、精一杯練習してGPF優勝を目指す。

でもヴィクトルを自分のコーチとして留めておいていいのか?ヴィクトルだって本当はリンクに戻りたいんじゃないの?
疑って不安になって引退を決意し、別れを告げたら、あの不可思議で何を考えてるのかわからないヴィクトルが泣いた。あ、ヴィクトルも泣くんだ…。