Kindle書評『ぼのぼの』と『地政学入門』

今回は、かったーい本と、やらかーい本(漫画)を並べてしまいます。
どうしてこうなった!それは、ちょうど読み終わった順番だからです!

感想いってみよー。

いがらしみきお『ぼのぼの』1〜15巻


『ぼのぼの』が1冊10~50円になるという破格のセールがあり、思わずまとめ買いしてしまった。

アライグマくん以外のツッコミがほぼ不在

まとめ買い機能は最大15巻までなので、1~15巻と、16~30巻までに分かれてます。
ダウンロードに時間がかかりそうだったから、前者だけタブレットに落として、後者はクラウドに…。
(現在41巻まで出てるっぽい)

ひとまず15巻まで読みましたよ。長いー。でもまだまだあるー。
最初は「いくら安いとはいえ、つられてこんなにたくさん買うなんて馬鹿め…」と反省していたのですが、読んでいるうちに、ふふって笑えるからどうでもよくなった。

昔、何冊か読んだことあるので、ちょっと懐かしい。
ボケにボケを重ねていくような、それも関西のボケとはちょっとちがって、ふわわーんとズラされているような面白さ。
その一方で、ちょくちょく哲学的なことを言っちゃう登場人物たち。

何かとすぐに友達をぶん殴ってしまうアライグマくんが、ほぼ唯一のツッコミである。
(アライグマくんのお父さんもツッコミ役)

そんなアライグマくんが、8巻では別の一面を見せていて笑ってしまいました。
アライグマくんのお母さんは普段、家族と離れて、どっかを放浪しているんだけど、突然帰ってきたのね。
お父さんが逃げちゃって、仕方なくアライグマくんひとりでお母さんの相手をするんだけど、別人のように真面目でおとなしくなって、お母さん相手に敬語を遣うの。
「ごもっともです」とか。

とはいえ、母親相手にゴマをすったり無理して愛想よくしているわけでもなく、どっちかというと困惑している感じ。
(丁寧だけど愛想はない。真顔)

ぼのぼののお父さんの意外な過去も描かれていたり、かと思えば皆でどうでもいい日常をそれなりに楽しんでいたり。
個人的には、シマリスくんのダイねえちゃんがけっこう好きです。

曽村保信『地政学入門 外交戦略の政治学』


や、やっと読み終わった。

思ったより手ごわい+古い

新書だし読みやすかろうと思ってたんですが、そうでもなかったです。

読み始めてから気づいたんですけど、けっこう古い本でしたね!
ソ連が現存する国として登場しています。えっ、ソ連崩壊って…いつ?
私が小学生の頃だよね?…1991年?!
とりさん8歳!

そのせいなのか、全体的な情報が微妙に古い。
マハンの『海上権力論』では古すぎるだろうと思って買ったこの本が、これまた古かったというオチでした。

古すぎて理解しづらいのか、はたまた私の理解度が低すぎて理解しづらいのか…恐らく両方だろうと思われる内容。
そのせいで読むのに時間かかってしまった。
どうにも退屈に感じてしまうというか。

近現代史の、特に政治的な側面を理解しようとする際、記憶力の低下をとみに実感しております。
若い頃って、そんなに興味ないことでも割と覚えることができたんだけどな…。

ただ、20年以上前の時点で、マハンに対しては本国のアメリカでこういう評価や指摘が下っていたんだな、ということがわかったりして、それはそれで興味深かったです。
前半の、帝政ロシアとドイツの関わりとか、そのへんはまだ楽しく読めた。
(脳裏をかすめるエカテリーナ2世)

あと、昔の新書ということもあって、最近の新書や文庫ではあまり見かけない単語がしばしば出てきます。
(今であれば「無駄に難解な表現を遣わないで下さい」とか言われそう)
タブレットに入れた辞書のおかげで、読みも意味もその場ですぐ確認できましたが。
(無料の辞書がたくさん用意されているのは、Kindleストア純正タブレットの数少ない利点)

余談:予約注文した漫画

『デビルズライン』7巻が4月22日リリースです。