Kindle書評『いちばん近くで恋をする』と『ばかだね、知ってるよ。』

今回は兄弟もののBL漫画2本立てです。

桐祐キヨイ『いちばん近くで恋をする』


明るくてちょっとチャラそうな外見の(でも面倒見のいい)兄と、眼鏡をかけたぼんやり屋の弟(血はつながってない)のBL。
弟✕兄です。

ほだされて、くっつく

なにかと弟の面倒を見ていたら、そんな弟から「女の子は全然駄目だった、兄ちゃんにしか反応しない…」と泣きつかれて、ほだされてしまう兄のお話。

もともと弟だけ、あとから引き取られてきた子で(生みの親からは虐待されていたらしいことが描かれてる)、傷ついていたところを兄にやさしくされた経緯からか、誰よりも兄のことを求めている、という設定。

絵がすっきりしてて見やすい。
途中までは牧歌的な感じですが、最終的にやることやっちゃってました。

他に、イケメンとヤンキーの話「獅子も拒まず」も収録されてます。
イケメンの先輩が立場強くて、ヤンキーが最初は「俺、舎弟っす」みたいなこと言ってる。不器用なヤンキー…。
「獅子も拒まず」は第1話だけ他のコミックスに載ってるらしい…評判よかったから続きを描くことになったんだろうな。

あかねソラ『ばかだね、知ってるよ。』


あ、これも弟✕兄だ。
こっちは弟のほうが面倒見よくて、頼りない兄の世話を焼いている設定。

共依存(むしろ王道)

「兄さんは俺がいないと何もできない」と言いつつ、実際はそんな兄に共依存している弟のお話。
BLにありがちですね、共依存…。

しかし、ひとりでは何もできないはずの兄が、実家を出てひとり暮らしをしようとするので、ブチ切れた弟が襲ってしまう。これもBLでよくある展開。
線の細い絵が、こういう、ちょっと精神的に危うい感じのストーリーに合ってる。他にも読んでみたいなー。

ちなみに普通のコミックスではなく、短編1本だけのコンテンツです。だからお値段も安い。
こういう短い漫画も出せるところが電子書籍ならでは。

似たようなところだと、ナツミ『欲張りマイダーリン~楠原兄弟の事情』1〜2巻も、弟✕兄で短編を少しずつ出してますね。

※表紙がまったく同じで、巻数表記も入ってないから区別つきにくいけど…。
(タブレットで表紙一覧から選ぶ時、いつも苦労する)

余談:今読んでいる本


『地政学入門』、ソ連が出てくる…思ったより古い本だった。