Kindle書評『アイドルは天国を知らない。』『アヤメくんののんびり肉食日誌』ほか還元セールで買った本

本が読みたくて、お昼休みは安い牛丼屋チェーンではなく、時間ぎりぎりまで長居できる定食屋さんやカフェに行ってしまいます。
えぇ、料理を待ってる最中や、食後のひとときはタブレットで読書してますよ。

というわけで読んだ本の感想いってみよー。

さかもと麻乃『アイドルは天国を知らない。』


ちーけんさんが面白いとツイートしておられたので、ぽちっとな!
BLと百合、双方で活躍している漫画家さん。
BLのほうは久々だー。

アイドルとおうちとファンタジー

大きく分けて3つのお話が入ってます。

  • ジャニーズっぽい事務所に所属して、アイドルデビューを目指す少年たちのお話(表題作)
  • あこがれのひとり暮らし!から始まるご近所さんとの恋愛「おうちがイチバン。」
  • 花嫁が決まらない皇子と、皇子に不埒な思いを寄せる男を片っ端から処刑する戦士のファンタジー「怪物の一刺し」

最後のお話だけダークな感じ。

表題作けっこう好きだったわ。
「キスしてもいい?」って聞かれた時の、主人公の「は?」って反応が個人的に楽しかったです。次のページでも、何言ってんだこいつって面食らってる感がありありと出てた。

ちなみにその後、主人公たちは「ジキニー!!」というアイドルグループでデビューを果たす。
ジキニーって…「ジキニンで、じきに治って♪」が頭の中をぐるぐる回るよ…。
しかも英語のつづりがZikkny!!になってたから、ジクニーに見える。

町麻衣『アヤメくんののんびり肉食日誌』1〜2巻


前から読んでみたかった漫画。
現在5巻まで出てますが、ひとまず2巻まで買ってみた。

ちょっと毛色が変わった学部の、毛色が変わった学生たち

確かに続きが気になる感じで面白い。

動物の体を埋めて白骨化させて、骨を洗って組み立てて…。
私がまったく経験したことのない理系な学部での様子とか。
恋愛してるんだかしてないんだか、どっちだよ!って感じの(でも全然ときめかない)やりとりとか。愉快。

最近ね、もし自分が文学部以外の進路を選んでたら、どうなったのかなぁって思うんですよ。
諸事情あって大学のサイトをいろいろ眺めてるんだけど、電子関係とか、農学部とか、そういうところに進学したらどうなってたのかなって。

理系的なものには子どもの頃から興味があった(天文学者になりたかった)
でも小学生の段階で算数につまずいてしまって、理系全般はもう駄目だと思って、私立の文系に行こうと。
ちょうど思春期に入った時、宗教学とか人文学とか、そういうものがとても面白くなったので、文学部で人文学系の学科に行ったのね。

もし10代の私が、もっと別の可能性を見ていたら、どうなっていたのかな。
たとえば『もやしもん』みたいな漫画が中学時代に存在してたら、そういう進路を考えたりしたのかな。
怖がらずに「仕送り厳しくても、がんばってバイトするから!」って親に頭を下げて、実家から離れた大学に進むこともできたのかな。

そんなことを思いながら読んでます。

余談:ポイント20%還元セールでぽちった本

久々の大規模な還元セールだよー!
(しかし、下記で紹介されている売れ筋をまったく買ってない…)

杉崎ゆきる『1001(ナイツ)』8巻


シリーズの最新巻が出てたのに気づかなかった!

8巻でも『千一夜物語』に存在するストーリーが元ネタになってますね。
美貌の王子と姫、どちらが美しいかを調べるために、魔神の男女が離れた国の王子と姫を勝手に並べて寝かせてしまうお話。懐かしいわぁ。

原作ではその後、魔神の男がついムラっときて魔神の女を襲おうとしちゃうんだけど、魔神の女が信心深かったおかげで雷か何かが落ちてきて魔神の男は死んだ、という、本筋と関係のないストーリーもあったような…。

長野まゆみ『白昼堂々』


今日から読み始めました。
凛一シリーズと書いてあったので、気に入ったら続きもぽちってみよう。

ネタの面白さよりも、日本語の美しさで読ませる作家、長野まゆみ。
「じゃ」を「ぢゃ」と表記する古風な文体。漢字も難しく古めかしいものが選ばれてる。

そうそう、この作品ではリンゴのことを「林檎」ではなく「苹果」と書いてますね。
中国語でも「苹果(píngguǒ)」なんですよ。繁体字だと「蘋果」。

吉田たかよし『宇宙生物学で読み解く「人体」の不思議』


前から気になってたので、ぽちっとな!
自分が好きそうな本だし、確実に面白がらせてくれるだろうと期待しつつ。

丸木文華『隷属志願』


BL小説。丸木文華なのでいつものようにダークです。
この人の作品は、いつも後半に攻め視点の短編が入ってるから、その点は好きです。
(受けよりも攻めの視点で読みたい派)

なんとなく『mother』を思い出した。
受けに執着するあまり、犯罪に手を染めて受けを自分に縛りつける攻め。でも、本当は攻めのほうが受けに捕まったのかもしれない…的な流れが。

BLでは、「受けに強く執着する攻め」のことを「執着攻め」と呼ぶんですけど、ぶっちゃけ、BL作品の過半数が執着攻めなんじゃないのかな?という気はする…。

なんでこんなに執着するのか、私にはさっぱりわかりません。
どうしてそこまで他人に執着するんだろう。私にはできない。
だから読んでいて面白いのかもしれないね。隣の芝生の青さをファンタジーとして楽しむ感じで。

寿たらこ『コンクリート・ガーデン』


前からKindle化してほしかった作品が、単体でKindle化されてました。
(紙のほうでは他の短編と一緒に収録されたバージョンが出てる)

エロとか一切ないんだけど(それ以前に恋愛シーンが全然ない)、「天使」という生き物が存在するというSF設定とか、仕組まれた繁殖とか、大好き。

Jacob Grimm『Grimm’s Fairy Stories (English Edition)』


洋書を読んでみようかと気が向いたので、無料のグリム童話をぽちってみました。

なんで気が向いたのかというと、こんな論文を読んだからです。

知里真志保『アイヌ語学』


語学エッセイを探していたら、ちょっとちがうものがヒットしたけど、面白そうなので試しにぽちっと。

上橋菜穂子『精霊の守り人』


実は『精霊の守り人』シリーズを読んだことがなかったので、これを機に手を出しちゃいます。
まずは1冊目。

ながべ『とつくにの少女』1巻


ざーっと見ていて、たまたま見つけた漫画。
知らない漫画家さんだけど、なんだか面白そうだという予感がしたので、ぽちっとな。

まだまだ買うかもです。このセール、いつまでだ?