Kindle書評『賭けの考え方』『Voice or Noise』『店長、恋です。』

寒さに負けて、ホワイトに近いアイボリーのカーディガンを買いました。
前に持ってたネイビーのカーディガンは、毛玉だらけになって捨てちゃったので…。

今年の流行なのか、お店では丈の長いカーディガンが多かった。
私が履いてるスカートは基本的に膝丈(もしくは膝より少し上)なので、へたをするとスカートもまるっとカーディガンに隠れてしまうよ。

家に帰ったあとも寒さに負けて、ひざかけを出してきました。
ここ数年、どんどん秋が短くなっていて、秋らしさを堪能する前に冬が訪れている感じですね。

もっこもこのぬくもりで下半身を守りながら、読んだ本の感想いってみよー。

イアン・テイラー、マシュー・ヒルガー『賭けの考え方』


前の職場の人におすすめされて、1000円以上するけど思い切ってぽちった1冊。

人生は闘い

勝とうとするなら、こういうことに気をつけろ!という思考法が紹介されている本です。
本来はポーカーについての本なんですけど、
「こういう考え方の技術は、人と交渉する場面や、人に売りこむ場面でも非常に役立つので、読んでおくといいですよ」
っておすすめされたのです。

ただし、ポーカーの用語が特に解説もなくポンポン出てくるので、そこだけ要注意。
ベットとかティルトとかバンクロールとかコールとか。

弱いプレイヤーこそ、おだてて大切に扱わなければならない。下手なプレイヤーは勝ち組プレイヤーの利益を増やし、平凡なプレイヤーのリスクを減らしてくれる存在だ。

相手があなたに対して同じミスを繰り返し続ければ、あなたは金を儲け、相手は失うことになる。ここで絶対にやってはいけないのは、相手のミスを非難し、以後相手が同じミスを繰り返すのをやめさせてしまうことである。

自分よりへたなプレイヤーがいた時に、「お前、ヘタクソやな」「俺の方がすごいんだぜ」と馬鹿にするような態度をとるべきではない。

むしろ、自分のカモになってくれるであろう相手が、同じテーブルでゲームを続けてくれるよう、大事にすべきだよ、と。
(ただし、自分にとって利益をもたらしてくれるであろう相手のミスを、わざわざ指摘して教えてやる必要はない)

これ、わかる…「北風と太陽」の応用ですよ…旅人を暖めることで自主的に服を脱がせてしまう太陽のようにふるまえってことですよ…。
漫画にはしばしば、こういう「あからさまに上から目線のキャラクター」が敵として出てきますけど、本当に怖いのは、やさしく味方のようなふりをして周りを油断させながら勝ち上がっていくキャラクターです。

他にもいろんなことが書いてあったんですけど、最後に、
「逆説的だけど、ポーカーのためだけに生きるようになっちゃ駄目だよ。でないと燃え尽きてしまうよ」
「人生には、他にももっと大事なことや、楽しいことがある。それを忘れないでね」
と書いてあったのが印象的でした。

何かひとつのことに打ちこむ人生…っていうストーリーは、日本でウケやすいよなぁと思うものの、他の国々では必ずしもそうではない。
皆もっと肩の力を抜いていて、興味を持ったことにはどんどんチャレンジしていく。
アスリートでも複数のスポーツをやってたり、趣味の世界で世界的な名声を確立している人でも他の趣味を同時進行で楽しんでたりしますね。

円陣闇丸『Voice or Noise』1〜5巻



以前、紙の本で3巻まで読んだことがある漫画。
弟に頼めば紙の漫画を貸してもらえただろうけど、気が向いてぽちってしまいました。

それは声?それとも雑音?

動物の声が聞こえる、動物と会話できてしまうという特殊能力を持った男性のところに、主人公の男の子が諸事情あって弟子入りしちゃうお話。
特定の人間とだけ会話ができる黒猫アフト、謎の巨大ウサギなども出てきます。

恋愛以外の要素が強くて、次第に、
「留学生のイサドラは何が狙いなのか?」
「一連の怪奇現象じみた騒ぎは何なのか?」
という謎を追うストーリーになっていく。

一応はBL漫画ですけど、そっち方面の進展はゆっくりしていて、エロシーンも全然エロくないので、慣れない人でも大丈夫です。

ものっすごく不穏なところで5巻が終わってた。早く6巻読みたい。次で完結するらしい。
紙の本は6巻が12月25日発売予定だよ!
電子は同発じゃないだろうなぁ…徳間書店だし…。

中田アキラ『店長、恋です。』


吉尾アキラ『生意気彼氏』を読んだところ、似た名前の著者の漫画がおすすめに出てくるようになって、試しにぽちってみたらアタリでした。

24時間営業だからシフトに穴があくと大変

コンビニを舞台にしたお話ですよー。

昔お世話になった先輩(コンビニのスーパーバイザー)の手引きで、コンビニの雇われ店長となった主人公。
夜勤に入っているベテランのバイトの子が怖くて、最初はびびってたんだけど、同じシフトで働くうちに仲良くなっていく…のが最初のお話。

他にも、そのスーパーバイザーの先輩と新人バイトの子のお話や、同じコンビニでバイトしている学生と、彼にひとめぼれした学生のお話が収録されてます。
すべて年下攻め。

童顔ネタの会話とか、「俺タチだけど、そっちもタチだろ?無理じゃん」みたいな会話とか、ところどころで笑いのツボを刺激されました。

余談:今読んでいる本

他に積ん読している活字の本がなくなってしまったので、ようやく洋書に手を出しました。


『ムーミン谷の仲間たち』の英語版。

最近のKindleアプリって、難しい単語にはあらかじめ英訳を表示してくれる便利機能がついてたんですね!
kindlelang
…問題は、私が教えてほしい単語とは微妙にズレてるってことなんですけど。
児童書だから、向こうの子どもにとって難しい単語をチョイスしてるのかなー。
でも、この英訳を見てると「こういう風に説明するのか」って発見があるから面白いね。