谷山浩子ファンとしての履歴書を書いてみた

谷山浩子というシンガーソングライターがいます。
年齢不詳に見える(若く見える)女性アーティストですが、すでに50代で、私の両親よりちょっと年下くらいです。
もうすぐデビュー40周年を迎えます。

とりさんは谷山浩子のファンです。
最近ではニコニコ動画などの影響で、ネットを介して新たなファンが増えたりしているのですが、テレビに出ないこともあって、一般的にはいまだにマイナーなアーティストです。
しかし毎年のようにアルバムを出し、東京でのライブと全国ツアーを行い、40年近くも活動を続けてきたということは、ちゃんと一定のファンを獲得しているということなんですよ。
幅広い人から好かれるわけじゃないけど、特定の人から熱狂的に好かれる。そんなアーティストなのです。
(合コンでモテるような王道のかわいい系じゃないけど、特定の男子からすごく好かれる女子、というのに似てますね)

せっかくなので、「かくれんぼ戦略」でも谷山浩子について語っておこうと思います。
まずは谷山浩子ファンとしての履歴書を書いてみようかと。

ファンとしての履歴書

名前:とり

年齢:27歳

性別:♀

谷山浩子のファンの世代分離について」に基づく分類:第4世代

初めて聞いた浩子さんの歌:「しっぽのきもち」、「まっくら森の歌」

初めて聞いた浩子さんのアルバム:『しっぽのきもち』

初めて手に入れた浩子さんのアルバム:『しまうま』

初めて参加した浩子さんのライブ:2004年2月28日のアートコンプレックス1928@京都

ファン経歴を自由記述で述べよ

6歳の頃、NHKみんなのうたで流れていた「しっぽのきもち」や「まっくら森の歌」が、谷山浩子の歌との出会いでした。
同時期に「恋するニワトリ」も流れていたはずなのですが、そっちは覚えていません。
私よりも両親の方が気に入っていて、母などはよく家事をしながら「しっぽ しっぽー しっぽよ♪」と歌っていました。

そして、近所のレンタル屋で父が『しっぽのきもち』のCDを見つけました。
一時期だけ、そのレンタル屋には谷山浩子が置いてあったのです。
まだカセットテープ全盛期だったので、父は『しっぽのきもち』をテープにダビングして、私にくれました。
テープの容量の関係で、「はじめてのピュンタ」までがA面に入っていて、それ以降はB面に入っていたのを覚えています。
父はまだ幼い私にも読めるよう、漢字をひらがなに直して、歌のタイトルをテープのラベルに書きこんでくれました。

そのテープをずっと聞いてました。
どれくらい聞いていたかというと、中学に入るまでです。
親の教育方針でテレビ番組をあまり見ることができず、数少ない友達とも学校以外であまり遊ばなかった私は、世の中には流行する音楽があるということも知りませんでした。
今どんなアーティストが売れていて、どんなヒットチャートがあるのか、全然知りませんでした。
だから、私にとっては谷山浩子がすべてでした。

中学に入った頃、母が、「谷山浩子がまたNHKみんなのうたに出てるよ」と教えてくれました。
「空のオカリナ」という歌でした。
13歳の誕生日には、この歌の入ったCDがほしいと思い、母と一緒にCD屋へ行って、お店の端末で調べてもらいました。
そうして手に入れた最初のアルバムが『しまうま』です。

以降、誕生日やクリスマスといったイベントのたびに浩子さんのアルバムを買ってもらい、自分でもお金を貯めてちょっとずつ買うようになり、大学に入ってからはローソン経由でチケットをとって、初めてのライブにも行きました。
動く浩子さんを見るのはそれが初めてでした。
浩子さんが、だじゃれで今日の選曲を決めましたと言うだけで、「谷山がだじゃれてる!」とひとりで興奮。

その後、就職して、職場と家の往復で終わる日々に危険を感じ、mixiの谷山浩子コミュで実施されていたオフ会に参加するようになって、浩子ファンの友人知人ができました。
東京での猫森集会というライブにも参加するようになり、オフィシャルファンクラブに加入し、浩子さんがついったーを始めたという理由で自分もついったーを始めるようになり…。
今に至ります。

(真面目な文体ここまで)

…すでに20年も浩子さんの歌を聞き続けてきたのか!
ちょっと得意な気持ちになりますねーこれ。
27歳なのに、20年もファンです!みたいな。

でもホンマに、浩子さんの歌が今の私をつくったんやと思いますよ。
子どもの頃からずーっと聞き続けてきたんやし。
思春期のつらい時期も、浩子さんの歌があったし。
社会に出てからは、浩子さんつながりで知り合った友人知人との交流が、私を助けてくれました。マジで。
浩子さんがずーっと活動を続けてくれたはることも、うれしいと思います。
浩子さんが歌い続けてるから、私はファン同士で交流できたし、生まれて初めてひとりで東京へ行くこともできたし、それ以外にもいろいろと。
自分の好きなものが、ずっとそこにあるということが、どれだけありがたいか。

書けば書くほど熱狂的な信者みたいになってきて、ファンじゃない人からは「この人とは仲良くできひんかも」と引かれてしまいそうですが。
飽きっぽい気まぐれな私が20年以上ずっと好きなアーティストです。

私の人生は、谷山浩子の歌とともにあります。