猫森集会2011・Aプロの浩子さんがポリアンナだった話

きんちょさんがpaper.liを利用して出してはる「日刊aqkii(きんちょ出版)」にて、かくれんぼ戦略の昨日の記事が2本載ってました(エンターテインメント・文化欄)
ありがとうございまーす!

さて、前回はゲストの川村竜さんにフォーカスした記事だったので、今度は浩子さんにフォーカスしてみるよ!
例によってメモ一切なしの、記憶に頼った適当な感想です。
いってみよーう。

アバンギャルドなおじさんが上の階に住んでいた

ついったーでも聞いていたのですが、なんと猫森の直前に、浩子さんはホテル住まいを余儀なくされていました。
というのも、浩子さん夫妻が住んでるマンションの、上の階からすごい勢いで水が降ってきて、何もかもがびしょびしょにされてしまったため…。
詳しいいきさつを、Aプロ2日目で浩子さんが語ってました。

「今まで知らなかったんですが、私が住んでる部屋の上の階に、アバンギャルドなおじさんが住んでたんです」

…アバンギャルドなおじさん?

「シャワー出したら出しっぱなし、ガスをつけたらつけっぱなしにしちゃうんだって」

…??

「で、今までは家族の人が消して回ってたんだけど、その日は家族の方がいなくて、半日くらいシャワーが出っぱなしになってて…」

そして、浩子さんたちの住む部屋の天井に、茶色くにごった汚い水が、どばーっと染み出して雨のように降りそそいだのだという。

「しかも、何年もの間、おじさんが出しっぱなしにしてた時の水が、部屋中の床下にまんべんなく10cm以上溜まってたらしくて、もう、シャワー付近だけじゃなくて、全部が水びだしに…」

ぎゃあああああ!

そうですよね…そんな簡単に全部どばーってならないですよね。
積もり積もって決壊したんですね。
というわけで、保険のお金でなんとかホテルに避難して、汚れた水が降ってきたせいで駄目になったベッドパッドとかを通販で注文しているところらしいのですが。

「でも、おじさんはその後も住んでるわけだし、考えちゃいますよね。だって部屋中の壁紙とか床とか張り替えて直った頃に、また同じことされたらと思うと…」

川村竜さんもAQさんも、「それ、引っ越した方がいいんじゃ?」という反応だった。

数年前の猫森でも、
「大家さんがエアコンの排水ホースを変なとこに入れちゃってたので、水がうまく排水されなくて畳から水が染み出してきて池みたいになった」
みたいな話をしていた浩子さん。
やっぱり引っ越した方がいいんじゃないでしょうか…。

が、そのエアコン事件の時にトランクルームへ避難させた荷物を、いまだにそのままにしているらしく(つまりモノが増える一方で部屋が片づいてない)、そのおかげで引っ越しに消極的な浩子さん。
AQさんに、「断捨離しようよ」と言われてました。

今日からあなたもポリアンナ

しかし、今回のアバンギャルドなおじさん事件でも、割と前向きな浩子さん。

「これが火事じゃなくてよかったーって思ってる自分がいるんです」

まぁ、火事だったらもっと大変ですよね。全部あとかたもない。

「昔、ポリアンナっていうアニメがあったんです。その主人公のポリアンナっていう女の子が、何か嫌なことがあっても、『でも、こんなこともあったし、私は幸せ』みたいに言うんですよ」

…いわゆる、「よかった探し」って奴ですね!
活字オタクの私の脳裏には、よしながふみ『西洋骨董洋菓子店』と、三浦しをんのエッセイが。
(前者には「よかった探し」が、後者には「常によかった探しを忘れない、愛少女ポリアンナたるわたくし」みたいな記述が出てくる)

「皆さんも、いろいろとつらいことがあったりすると思いますが、『でも私の上の階には、(シャワー出しっぱなしにするような)おじさん住んでないし』と思えば、少しは楽になれるんじゃないでしょうか…」

と、客席にもポリアンナ化をすすめる浩子さん。
もっと悪いことを考えて、「でもそうじゃなくてよかった!」と自分をなぐさめるというのは、現状を解決するにはまるで役に立たないのですが、気持ちが楽になったり、笑えてきたりすると思います。
ファンの間で、「上の階におじさん住んでなくてよかった」と自分をなぐさめるのが流行るかもしれません。

ここにいる人は皆死ぬ

多分その話の流れだったと思うのですが、「生きてるだけでよかった」みたいな話になりまして。
「人はいつか死にますもんね」とか言ってるうちに、浩子さん、すごい発見をしたかのように、こう言い放った。

「だってここにいる人は皆、いつか死ぬんだよ?!」

爆笑。

「そうですね。いつか必ず死にますね」とAQさん。
「なんか、すごい気分になってきました」と胸をおさえる川村さん。

「いつか死んでしまうあなたたちに、歌を歌ってあげるわ」

と、少しふてぶてしくえらそうに言いながら、ゆっくり堂々とピアノに近寄って譜面を確認する浩子さん。面白すぎます。
もう、今年の猫森AプロでのMVPは、これで決まりです。

そんなこんなで、肝心の音楽の感想をまったく書かないまま、Aプロの感想記事2本目が終了…。
あ、個人的には、演奏中は浩子さんをあまり見てなかったです。すいません。
ちょうど浩子さんが、前に座ってる人の頭で見えなかったので…。
もっぱら川村さんの演奏する手元を見てました。
コンバスってでかいから、オケとか見に行くと、たいてい客席から向かって右側の、すみっこの奥の方にいることが多くて、間近で演奏してるとこ見れへんねん。
だから、10メートルにも満たない近距離で見れるのが面白くて、ずっと見てました。

セットリスト+コメント

せめて最後に、セットリストを挙げておこう…。
いつも終演後のロビーにセットリストの紙が張り出されるので、写真撮っておけばメモとらなくてもわかるのです。
で、それ見ながら、簡単に歌の感想を。

恋するニワトリ

…この後、AQさんと川村さん登場。

風になれ~みどりのために~

…この後、川村さんがなぜ天才ベーシストなのか、そのキャリアを解説。

時の少女・鬼こごめ・SORAMIMI

…「鬼こごめ」は川村さん独演の前奏があって、かっこよかったです。

おひさま(岩男潤子バージョンの歌詞)・パタパタ・鳥籠姫・ここにいるよ

…岩男潤子コーナー。
「おひさま」の岩男潤子バージョンを初めて聞いた。

Beijing Duck’s Screaming・意味なしアリス・まっくら森の歌

…1曲目は川村さんのオリジナル曲。ステージ中央に移動して独演。
ちょうど前の人の頭に隠れて川村さんが見えないので、目を閉じて聞いていたら、そのまま急にジャーン!と音が入って「意味なしアリス」が始まったので、びっくりして起きた。

冷たい水の中をきみと歩いていく・ガラスの巨人・電波塔の少年

…「少年っぽい歌で、結末はよくわかんないけど多分ロクなことになってない」シリーズ。
私はライブで「電波塔の少年」に当たる確率がすごく高いのですが、今回も当たりました!
以前の猫森では緑のライトだった気がするけど、今回のライトは赤かった。

ねこの森には帰れない

…お別れの曲は、「飽きたと思われるかもしれないけど」と言いつつこの歌。
つくった時は、まさかこんなに長く歌い続けるとは思わなかった(というか10代だったので何も考えてなかった)という。

NANUK

…アンコール曲。
新しいアルバムからの選曲は、これ1曲のみでしたね。

こんな感じでした。
よし、これで猫森の感想記事は終わるー。