谷山浩子 猫森集会2014のAプロは鈴木康博さんとYAHな正統派セッション

イベント名:猫森集会2014 Aプログラム
ゲスト:鈴木康博(ギター)

先週末、9月14日のA1に参加してきました。
例によってゲストのことなど一切調べず、自分が行ける日程のチケットだけをファンクラブ先行で申しこみ、出たとこ勝負な感じで楽しんできましたよー。

今回のゲストは、鈴木康博さん。
誰やろ?って思ってたんですが、オフコースの元メンバーだった方です。うん、あのね、鈴木さんがオフコースを脱退した時は私まだ生まれてないからね…。
(とりさん1983年生まれ)
髪が黒くない(かといって茶色でも金色でもない)ゲストは久々に見た気が。

私の席は、U列2番。奥の方の前から3列目です。
浩子さんは、前列の人に隠れて見えない位置。AQさんの手元と、鈴木さんの顔が見える位置でした。

すでに、びっくりするほどライブの内容を覚えておりません。
谷山浩子スタッフがA2でツイートしていたセットリストを参照しつつ、覚えてることだけ簡単に書いちゃいます。いってみよー。

新旧織り交ぜて始まります

浩子さんとAQさん、ふたりでスタート。

今回の浩子さんは、襟元が昔の女性の服みたいに広がったワンピースです。水色で、花か何かの柄が入ってた。えーと、「赤毛のアン」とか「アボンリーへの道」あたりのドラマをなんとなく連想する襟元だった(なんて適当な…)
座席の位置的に、足元はまったく見えなかったよ。

個人的に、自分の髪型をどうするか悩んでいたので、浩子さんの髪型を凝視してました。セミロングの栗色で、前髪があって、耳元の髪は後ろで留めてちょっと跳ねさせてた気がする。
うーん、でもあれ、ライブ用の髪型だからな…あれを毎朝やれって言われたら初日で心折れちゃう…。
(髪をまとめるのが死ぬほど苦手すぎるとりさん)

ねこの森には帰れない

けっこう昔の歌から始まった。
いつものように、最初の1曲をやったあと、浩子さんがあいさつして、AQさんを紹介します。

パラソル天動説・ガラスの巨人・アトカタモナイノ国

のっけから、「次の3曲は…テーマを忘れてしまった…なんだろう…」と首をかしげる浩子さん。
AQさんに「カタカナが入ってる歌…?」なんて言われてました。

どうやら、翌日のA2ではテーマが判明した模様。


「パラソル天動説」では日傘を忘れ、「ガラスの巨人」では何か悲しいことを忘れ、「アトカタモナイノ国」では失恋の相手を忘れる。

いいわー。このテーマ面白いわー。じわじわくるわー。

どの歌だったか忘れたのですが(「アトカタモナイノ国」じゃないかと思うんだけど全然ちがう歌かも)、3つの円を組み合わせた模様のライトが、壁からステージへと下りてくるという演出がありました。
(完全な円じゃなくて、それぞれ円の一部が欠けてて、何かのマークに似てたんだけど思い出せない)

歌い終わったあと、浩子さんが「家紋みたいなのが下りてきましたね。かっこよかった」とコメントしておられました。

2014年9月18日7:55追記
このテーマ、結局は思い出せなくて、A1でのアンケートから採用したらしい。

春のさけび

新曲お披露目のコーナー。
「山賊の娘ローニャ」というアニメの主題歌です。10月スタート。

浩子さん「曲は私がつくって、作詞は宮崎吾朗さん、歌は手嶌葵さんという、いつもの…」

※「ゲド戦記」「コクリコ坂から」でおなじみの組み合わせ

浩子さん「いつもの〜なんて言っちゃいけないよね」
AQさん「『黄金の』とかつけましょう」

などと自主的な検閲が入り、最終的に「ゴールデン・トライアングル」とか言ってました。

うーん…春の大三角は、ゴールデンではなかったような…。
(構成する星は、アークトゥルス、スピカ、デネボラ。夏や冬に比べるとマイナーすぎて覚えてなかったので今調べた)

紫と黄色のライトで、大きな花びらみたいな光が壁に出現してた気がする。

フォークな鈴木さん

ようやく、ゲストの鈴木さん登場。
フォーク!って感じがしました。テレビに出てくる、フォークソングを歌ってるおじさまってこういう感じだよなぁって。ネルシャツとかジーパンとか着てて、髪は短めで、お腹は出てない(少なくとも出てないように見える)イメージ。
※あくまでもイメージです。

なんと66歳だそうです。
浩子さんのライブのゲストとしては、小室等さんに次ぐ先輩だとか。
(年上でもデビューが遅かったりすると、業界の中では後輩だったりするので)

若かりし頃の浩子さんは、オフコースのファンでした。
確か中野でのライブに行った時、どうしてもトイレに行きたくなってMCの時に席を立ったら、ステージの鈴木さんから「いってらっしゃーい」と声をかけられて、めちゃくちゃ目立ってしまい…。
恥ずかしくて、もう客席には戻れなかった、という話を、以前もライブで聞いたことがあります。

この話を当の鈴木さんの目の前で話して、
「あれがファーストコンタクトです!」
とぶっちゃける浩子さん。
もちろん、鈴木さんは「覚えてないですねぇ」と苦笑い。

燃ゆる心あるかぎり

というわけで、まずは鈴木さんの歌を拝聴するコーナー。
鈴木さんは終始、立ったまま演奏して歌って話しておられました。
あとで浩子さんが尋ねたところ、
「昔は座ってやってたんですけど、ある時から、立った方が声が出やすいと気づいて、それからはずっと立ってやるようになりました」
とのお返事が。タフだ。

「燃ゆる心あるかぎり」は、最後の方に「男 四十」という歌詞が出てきます。
50代の頃は「男 五十」に変えて歌っていたらしいのですが、すでにもう66歳になったので、今は「男 六十」と歌っているのだそうです。

でももう花はいらない

鈴木さんの歌に、浩子さんとAQさんがコーラスで参戦。

浩子さん「やすひろ、あきら(AQさん)、ひろこで、頭文字をとってYAH…」

YAHの元ネタがわかるだけに、場内は笑いに包まれる。
浩子さんが所属する浩子さんのファンクラブであるヤマハ・アーチスト・ハーツの頭文字でもある)

歌い終わったあと、浩子さんは、
「AQとコーラスするのって初めてだけど、意外と(歌声が)安定してる…!」
と驚いておられました。
(客席の一部も、『アタゴオルは猫の森』のヒデヨシのイメージが強かったので驚いた模様)

私は特に何も感じなかったのですが、逆に言うとまったく違和感なかったです。
普通に素敵なコーラスでした。

Believe In Our Smile

今度は、会場の皆さんもご一緒に!手拍子とかけ声をお願いします!
ということで、歌う前にちょっとだけ練習タイム。

鈴木さん「このリズムで手拍子して下さい」
鈴木さん「僕が『ここから』って言ったら、こういうタイミングで『♪イェーイイェーイ』ってかけ声を入れて下さい。『おしまいです』って言ったら終わって下さい。かけ声と手拍子と両方やっててこんがらがるという人は、かけ声の方に力を入れて下さい」

実際にやってみる。

鈴木さん「…皆さん、うまいですねぇ。いろんなライブでやってますけど、どのライブよりもうまいです」
浩子さん「うちのコンサートに来るお客さんは、けっこう歌、うまいです」

いざ歌が始まったら、皆で歌って手を叩くもんだから、やたらとアットホームな雰囲気になって、浩子さんのライブでは非常に珍しい光景を目にすることができました。
手をずっと叩いてたので、歌が終わった時は、ちょっと熱いくらいだった。

Lemon Tree

オフコースをやっていた頃、日本ではこういう感じでフォークが流行っていて…みたいな話になり、懐かしい歌を再び3人でセッションしちゃいます。
僕たち英語の歌だってできるんだぞ?
(という浩子さんの台詞を勝手に脳内で受信した)

この歌、すごく懐かしかったです。
もちろん、この歌が流行っていたであろう頃は私まだ生まれてないんですが、NHKの「英語であそぼ」で、この歌をやってたことがあるんですね。
私が中学に入った頃だったかなー。つまり1997年とか、そのあたり。
英語のお姉さんが歌ってたんで、けっこうキーが高くて、私はいまだにそのキーとアレンジで聞きたくなる。が、当然見つからない…。

浩子さん「これ、いい歌だなーと思ってたんですけど、歌詞を読むとひどいですよね。お父さんが息子に『女ってのはロクなもんじゃないぞ』って話して聞かせるんだけど、息子が大きくなったらやっぱり同じようになる(父と同じ轍を踏んで女に失敗するらしい)っていう…」

実は前からあなたに注目してましたの巻

「昔オフコースのライブでトイレに行った時がファーストコンタクト云々」の話をした浩子さんでしたが、その後、見事に鈴木さんから、やり返されてしまいました。
(実際にはもう少し前にこの会話が出てたかもしれない)

浩子さん「お会いするの、5回目ですよね。ラジオの仕事とかで…」
鈴木さん「いえ、他にも1度あって…」
浩子さん「?!」

なんでも、鈴木さんがライブをしている時(恐らくオフコースの仕事してた時)、同じステージで浩子さんもライブをしたことがあるらしく…。

鈴木さん「僕、その時に初めてお聞きして、あぁ、好みだなぁと思ったんです。だから今回、このゲストのお話をいただいた時はうれしかったんですけど…」
浩子さん「!!…すみません…!(どうしても思い出せなかった模様)」

ひたいに手を当てたまま、完全に絶句して固まってた浩子さん…の後ろ姿を見ながら笑ってしまったw

トライアングル

鈴木さんが浩子さんと、たたみかけるように歌い合う。
「ごめんね」の部分は鈴木さん担当でした。

この歌、アルバムのバージョンだと、三角関係から動き出せなくなった男女を、幼い子どもを見るように眺めているイメージがある。どこか冷めてる。
でも、鈴木さんの声が入ると、ちょっとやさしい雰囲気になりました。「そういうことってあるよね」って、少し年上の大人にそっと見守られてるみたいな。

のらねこ・SORAMIMI

この歌、すごく合ってた気がする。

女性アーティストと共演することがあまりないという鈴木さん。

鈴木さん「『燃ゆる心あるかぎり』のような、男性的な歌はつくれるんですけど、恋愛の歌とか、女性に受けそうな歌がつくれないんです。嘘くさくなっちゃうから(そのせいで女性アーティストにもあまり呼ばれない)」

浩子さん「歌を聞いてて思ったんですけど、女性にも受けると思います!女性向けの歌がつくれないなら、他の方につくっていただくとか…」
鈴木さん「じゃあ、お願いしてもいいですか?」
浩子さん「本当にいいんですか?つくりますよ!」

前のめり気味になりながら、「言うたな?お世辞とちゃうやんな?ホンマにつくるで?」と言わんばかりの勢いで、鈴木さんに近づいていく浩子さんが見えました。

意味なしアリス・星より遠い・フィンランド

鈴木さんはキノコの上の芋虫で、「もう子どもじゃないから、会いたいだけで会いに行けない」と思いながら東京のどっかで駅のホームにたたずんでて、のんびりと癒し系なコーラスでモンティ・パイソンを歌ってる、そんな感じでした。
(ものすごく強引なまとめ)

きみの時計がここにあるよ

最後の曲はこちら。
全体的に、白くて静かで落ち着いた歌が多かった印象ですが、最後の歌もそんな感じ。
しんみり、しっとりと終わって、おだやかな気持ちになれた。

鈴木さんに似合う歌だなーって思いました。

Puff

アンコールの曲は、再びのYAHで、英語の歌。

この歌、父が昔持ってたカセットテープに入ってた。懐かしいなぁ。
中学の音楽の教科書に載ってたと思います。無理やり感のある日本語訳詞だったけど。

余談:こんな歌もあったのよ


曲名は知らなんだ。へぇ、そんな歌だったのか…!

あと、鈴木さんのブログに今回のライブの記事が出てましたよ。

ライブの余韻

京都に戻ってから、なぜか「トライアングル」が何度も脳内で流れてるよー。
思わずフルで歌っちゃったよー。
(彼氏が真顔でじっと見ていた)

そんなこんなで、私の猫森2014は、A1のみでおしまいです。
次のライブ参加は、10月4日のソロライブツアー京都1日目を予定しています。