Kindle書評『ヘタリア』と『TIGER&BUNNY』その他

金曜の夜、歯を磨いてたらボコッと前歯が欠けて、
「えっ、私まだ30歳なのに、歯がここまで弱ってんの…?!」
と青ざめたのですが、治療中の歯にかぶせてあった仮設の詰め物がとれただけでした。あーびっくりした。
歯医者さんに「歯そのものは丈夫ですよ!」となぐさめられるの巻。

でも、詰め物がとれると全然食事できない…。
いい加減、電動歯ブラシを導入すべきかもしれません。

そんなことを思いつつ、Kindleの積ん読もせっせとお片づけですよ。
Kindleってホンマに怖いなぁ。なんですぐに新しい本を買ってしまうのだろう…せっかく積ん読を減らしているのに…。場所をとらないってだけで誘惑に負けすぎです。
(いっぺん誘惑に負けてしまうと、再び勝つのはなかなか難しい)

今日は漫画の感想いってみよー。

日丸屋秀和『ヘタリア Axis Powers (1)(2)』


ヘタリア、Kindle版は1〜2巻が合同になっているバージョンです。続刊も2冊ずつの合同版になってる。こんなに巻数が出てたのか。

うまいネーミングだなと

ヘタリアは、私がオタクの前線(同人誌即売会に参加するという意味)から退く少し前に、アニメ化されて爆発的な流行り方をしてました。
コミケもインテも、ヘタリアのジャンルがめちゃくちゃ増えて盛況だった。
(インテとは、この場合、赤ブーブー通信社がインテックス大阪で開催する女性向け同人誌即売会を意味する。特に夏コミと冬コミの直後にあるイベントはインテックス全館を使い、関西版コミケ状態。ただし圧倒的に女性が多い)

それにしても「ヘタリア」って、本当にうまいネーミングやね!
名前は大事やなぁ。1番感心したのはそこですよ。

ヨーロッパは擬人化しやすそうやな、と思いながら読んだ。
アフリカとか厳しそう。なんか超適当に国境線を引かれちゃってるし、今もおだやかじゃないし、ヨーロッパに比べて歴史に関する資料が圧倒的に少ないし。

あと、中国は出てきたけど韓国は出てこなかったなー、この続きでは出てくるのかなー、でも最近の状況的に擬人化しにくいよね、韓国が話題に上がるだけでものすごく批判してくる人とかいるし面倒やんね…なんて思った。

榊原瑞紀『TIGER&BUNNY(1) 』


通称タイバニ。あの超人気アニメのコミカライズ。
友達もハマってて、私も興味はあるものの、動画が苦手なので、いまだに見れてないのです。ずーっと座って本を読むことはできるのに、ずーっと座って動画を見続けることができない。だからドラマもアニメも映画も、めったに見ない。

そんなわけで、「まずは漫画を読みたい」と思ってたから、Kindle版を見つけてすぐぽちっとな。

めっちゃ商業主義なヒーローたち

確かにこれ面白いわー。今後どんな風になるのか楽しみやわー。Kindleストアで、すでに6巻まで出てる。The Bigginingのバージョンも出てる。4コマ漫画も出てるらしい。

ただ、そのままの勢いで2巻をぽちろうとしたところ、カスタマーレビューに「原作ですごくよかったシーンが削られてる」という不満の声が書かれていたので、ためらっている。
どうせアニメは見れない可能性も高いから(本当に動画は集中力が続かない)、まずは漫画でひととおり読んだらえぇやん!とも思うんやけどね。

タイバニは、アメリカンな世界やなぁ。
都市の名前はドイツっぽい雰囲気なのに、アメリカン。登場人物の見た目も名前も、犯罪者を捕まえるところすらテレビのショーにしちゃうところも、アメリカン。そういえば原作の監督はアメコミが好きだという話を聞いたような…。
と思って過去のツイートを探したら見つけた。タイバニの登場人物の名前に関する考察。

うん、やっぱり面白い。

その他、シリーズ最新巻

『乙嫁語り』6巻


アミルの実家が、なぜあんなゴタゴタを起こしていたのかが明らかになるとともに、本格的な戦闘が始まる。そして、その影にはロシアの思惑が。

遠くからでもあやまたず敵に矢を当て、2階かそこらの窓から飛び降りて夫のもとに駆けつけ、ふり回した弓の弦で敵の刀を吹っ飛ばす。弓矢がない時でも、とっさに身につけていた布で投石機をつくって石を投げつける。
アミルの戦闘能力の高さを見るにつけ、どれだけ過酷な環境で生き抜いてきたのかがしのばれるのです。戦ったことのない人間は、突然の実戦で勝つことなどできないし、狩りをしたことのない人間は獲物を仕留められない。

20歳で嫁いだアミルは「ちょっと年をとってるな」なんて親戚から言われてたし、アミルを迎えた時の夫カルルクは12歳。生きやすい環境ではないからこそ、結婚も出産も早め早めに行われる。
江戸時代の日本でも、東北では10代前半で嫁ぐケースも多かった一方、気候も温暖で豊かだった関西の方では20代になってから嫁ぐことが多かったらしいし。
そして現代、豊かになった国々では少子化と晩婚化が進む。

『ZUCCA×ZUCA』6巻


宝塚歌劇を愛しすぎる人々(ヅカオタ)のエッセイ風カラー漫画も、6巻が出た。
寝る前とかに、のんびり読んで、くすって笑う。そんなシーンにちょうどいい漫画ですね。

ただ、私がオタクの前線を退いてから数年たつことと、去年に何度か倒れたりしたこともあって、「心配だなぁ」と思う描写もあった。
たとえば、観劇のチケットを買うためなら、いくらでも残業がんばれちゃうよ!とか。
観劇のスケジュールをギッチギチにつめこんで、観劇のためなら全力でやれちゃうよ!とか。

私も以前はそう思ってました。
ランナーズ・ハイみたいになってて、好きなもののためなら睡眠時間を削っちゃうよ!多少無理しても平気!って思ってました。
でも、そういう生き方って、年をとればとるほど、ツケは重くなってくるのね。

30歳になった今、趣味を長く楽しみ続けたいのであれば、もっと余裕を持つことが大事だなぁと思うのです。特に私はやせていて人よりも余裕がないので、人よりも強いしっぺ返しを食らいました。
楽しむためには、やすむことも、大事ですよ!

まぁ、心配しなくても、多くの人は加齢とともに否応なく省エネせざるをえないと思いますが。でも、「もう若くないのね」なんて嘆く必要はないのです。それが当たり前なのだから。