Kindle書評『サタニックブランチ』と『キミと話がしたいのだ。』

新刊『モノを捨てよ、散歩に出よう』、かなり売れてます(あくまでも当社比)

いやもう本当にありがとうございます…ううう…。気分は土下座です。

新刊を出すきっかけとなった「きんどう」のzonさんから、さっそく「鉄は熱いうちに打て!第2弾を早く!」とアドバイスをいただいたのですが、当分は出す予定ありません…。
捨てたい病の話はひと通り書いてしまったので、もし出すとしたらお散歩楽しいよね!とか、モノを増やさなくていい趣味の楽しさをつづる内容になりそうな気が。個人的なお気に入り散歩スポットについてつづったエッセイとか…でも、それって需要あるの?文豪の散歩エッセイならともかく。

そのかわり、ブログにもうちょい力を入れたいなって思いました。
ネットでの私の主戦場は、KDPじゃなくてブログだし。
もともと、ブログの読者の方を中心に、お買い上げいただいたわけですし。

最近は、わざわざTwitterアカウントをつくって、「ブログ読んでます」とか「新刊を読みました」とかメンションを送って下さる方々がおられまして、大変恐縮です。私、そんなたいそうな人間じゃないのに…!あばばば。

…と語っておいてなんですが、全然関係ないKindle書評のお時間です。
本日は漫画2連発。いってみよー。

坂田靖子『サタニックブランチ 変人探偵エム』


坂田靖子の新しい漫画が出てたー。紙の方は2013年3月発売。
ファンタジーではなく、シリアスでもなく、コミカルな現代モノ。

日常の不思議な事件も、変人探偵におまかせ

坂田靖子の作品にしばしばみられる、男ふたりのやりとりを中心に進んでいくストーリーです。1話完結の短いお話(ミニ事件)をまとめたもの。
ごく一般的な、そしてちょっと詰めが甘くて憎めない性格の主人公が、ひょんなことから学生時代のクラスメイト(切れ者だが変人として名高い)に相談を持ちかけ、その後ずるずると似たような関係が続いていく。

もちろん坂田靖子なので、主人公の身の回りに起こる小さな事件は、ミステリらしい事件ではなく、ちょっと不思議でファンタジックな事件です。
ポルターガイストみたいな現象とかね。

変に興奮したりすることもなく、ほのぼのと読めるので、寝る前によさげです。

漫画家ってね、10年たったら消えちゃってる人も多いし、売れたら売れたでめちゃくちゃ過酷やし、若い時の無理がたたって30代で長期療養とか、40代で亡くなる人とかもいる、そんな仕事やから。
坂田靖子が、今もこうして仕事してはるのを見ると、安心するのです。あぁ、よかった、まだ活動されてるんやなぁって。

オザキミカ『キミと話がしたいのだ。』


日替わりセールで出ていて、ぽちった漫画。
なぜか言葉をしゃべる猫と、いつも冷静なサラリーマンの飼い主の日常。

もしも飼い猫がしゃべれたら

これも、ほのぼのと読める漫画でした。
なんで猫が言葉をしゃべれるのか、そのへんの説明は一切ないんだけどね。でも、そんな些細なことはどうでもいいやーって思っちゃう。猫がボケて、飼い主がツッコミ入れる、そんな感じ。

猫がしゃべるから、猫漫画と育児漫画の要素が両方入ったような雰囲気になってました。飼い主が「そんな言葉どこで覚えてくるんだ?」なんて猫に言ったりしてて。

カスタマーレビューに「1巻だけで終わるなんてもったいない、続きを描いてほしい」って書いてる人がいたけど、確かにそう思う。
絵も超シンプルなので見やすいです。

余談:最近買った本


ジュンク堂の世界史の棚に行くと、いつも本村凌二の本が複数並んでたので、気になっていたのです。
地中海史の研究者かと思ってたけど、正確には古代ローマの研究者だそうで。

ただ、基本的にああいう本はハードカバーで2000円以上するのが相場なので、おいそれと手を出せずにいた。著者名だけなんとなーく覚えてたんやけど…。
今回、初心者にもとっつきやすそうな本がKindle化されたから、ぽちっとな!
父に見せたら、「あんた、そういうマニアックな本、好きやなぁ…」って言われたけど。