谷山浩子 ソロライブツアー2013 京都、ドラマ化希望でお届けします

谷山浩子ソロライブツアー2013、昨日の京都会場からスタートでしたね!
昨日行ってきました。そしてこれが私の今年最後のライブ参加です。

会場は、前回(2011年)と同じく、岩倉・宝ヶ池のライブハウス「京都FAN J」。
京都のライブって、三条にある「アートコンプレックス1928」という大変雰囲気のある場所で今までずっとやってたんですが、ここんとこお芝居で予定が埋まってて、ライブしたくても枠がとれないらしいです(by 浩子さん)。

そういえば、私もアートコンプレックスでお芝居見たことあったなぁ。
ライブの時とちがって、階段状に座席をつくってありましたよ。

そんな思い出話はさておき、京都FAN Jでのライブの感想を。
いつものように、メモとってないから記憶を頼りにいってみよー。

動きやすい格好になった浩子さん

今回の浩子さんの衣装は、猫森Cプロの時と似てました。
ゆったりとしたレースのようなデザインの重ね着カットソーに、七分丈くらいの柄パンに、最近流行りの厚底スニーカー。髪型はアップじゃなくて、下ろしてた。

とりさんの席はB列6番だったので、ちょうどピアノの前に座った浩子さんがよく見えたよ!
ソロツアーなので、浩子さんのピアノ弾き語りオンリーです。

銀河通信

ソロツアー始まりの曲は、こちら。

歌い終わってから、いつものように、「自宅にいるみたいに、リラックスして聞いて下さいね」とあいさつする浩子さん。
「リラックスして、だらーんとして下さいね。これ、本番なの?みたいなのが理想です。大槻ケンヂさんのギターの弾き語りライブを見に行ったら、まさに『これ、本番なの?』って感じでした。私も、何も怖くない年齢になったら、やってみたいです」

ドラマが大好き浩子さん

浩子さん、ライブの曲目を決めるのがすごく苦手なんだそうです。

  • 幅広い年代のファンがいるから、それぞれの年代の曲を入れなきゃ。
  • 白い曲と黒い曲、どっちも入れておかなきゃ。
  • 人気曲ばかりをやると、それ以外の曲を好きな人が淋しがる。
  • この曲は去年もおととしもやったから、さすがに3年連続は駄目。
  • この曲は好きな人が多いけど、歌いにくいからヤダ。

てな感じで、真面目に考えれば考えるほど、めっちゃ制約が多くなる。

※谷山浩子のソロライブツアーでは、全日程、曲目が変わります。
ライブ当日の朝に、浩子さんがその日の曲目を決めるからです。もちろんMCもその日限り。
他のアーティストだと、全国ツアーでも全部同じ曲目だったりするらしいですね!浩子さんは毎日ちがうよ!(ドヤ顔)

で、あまりにも曲目を決めるのが大変なので、
「京都とか大阪とか、昔からやってるところでは、そういうの気にしないことにしました!」

そういえば以前も京都ライブの時に、「他の地方では変な歌をやりたくても不安でできなかったけど、京都は大丈夫だろうと思って」と言って「意味なしアリス」をやってたような…。

というわけで、今年の京都ライブのテーマは「ドラマ」。
「ドラマ化してほしい歌、ドラマ化できそうなシーンがある歌を選びました。お好きな方は、キャスティングなどを考えながら聞いて下さい」
「ドラマ化されたら是非、劇中歌で…」
「でも著作権の関係があるから、劇中歌って半年前にはもう決まってて連絡があるんですよね。だから今後の半年間は、私の歌が劇中歌に使われていないことはわかってます」

ちなみに浩子さんは、大のドラマ好きだそうで。
「2時間サスペンスみたいな、これはちょっとどうなの…みたいなものまで録画して見てます。だからドラマ枠だった時間帯がバラエティーになると、『けっ』て感じです」

ひまわり・トライアングル

最初の方は、わかりやすくドラマ化しやすそうな曲です、とのこと。
確かにわかりやすいというか、どっちも三角関係な感じ。
「ひまわり」は男と女と女で、「トライアングル」は男と男と女だけど。

半沢直樹とロード・オブ・ザ・リングの意外な共通点

さて、ドラマといえば、今年前半は「半沢直樹」が圧倒的な人気でしたね。
テレビを見ないとりさんは、例によって見ていなかったのですが(銀行が舞台と聞いただけで「胃が痛くなりそう…」と弱音を吐いた)、浩子さんも大絶賛。
ドラマをたくさん見ていると、同じ俳優さんでも演出によってこんなに変わるのか!というのが実感できるそうです。「半沢直樹」は、シナリオも演技もキャスティングも演出も全部よかった!と。

そして浩子さん、なんとこんなことを言い出した。
「『半沢直樹』の最初の方に出てきた、浅野支店長っていうがいるんですけど、その腰巾着の人。名前はわからないんですけど、その人がね、『ロード・オブ・ザ・リング』のゴーレムに、そっくりなんです!」
「ゴーレムは特殊メイクしてたらしいんですけど、『半沢直樹』のその人を使えば、メイクいらなかったよね」

えっ…ゴーレムって(原作読んだだけで映画見てないけど)、似てるって言われても確実にうれしくない感じですよね…?
誰だよ!

どよめく客席をよそに、浩子さん、「ずっとこれを誰かに言いたかったので、すっきりしました」と言いながら水分補給してました。

※2013年10月8日21:25追記
「浅野支店長の腰巾着をやってたのって、宮川一朗太では?」というツイートをいただいて記載していたのですが、どうやらまちがいだったようです。削除しました。

アトカタモナイノ国・仇

「アトカタモナイノ国」の方は、アルバムとは若干ちがう歌い方をしてはりました。
確か、「ここで僕の時計は動き出すよ」の部分。

「仇」、大好きなので、聞けてよかったー!
これもアルバムとちがう歌い方をしてはった。どこだったかな。「あなたの愛するわたしをあなたの前で壊したい」のあたりだったかな。

「仇」については、大河ドラマ「風林火山」の最後の方に出てきた、真木よう子演じる美瑠姫が、自分の夫や家族を殺した敵方の側室となって、仇である夫と愛し合うも悲劇的な最後を迎えており、まさに「仇」だったそうです。
しかし、この話をした直後、この「風林火山」放映中も、ソロツアーで同じ話をしてましたよーと客席のファン(奈月さんたち)に指摘を受け、「まったく進歩がない…!」と崩れそうになる浩子さん。
(つまり、真木よう子の話が出てくるのは、「風林火山」の10月放映分あたりです)

じゃんけんでリクエストコーナー

恒例のリクエストコーナーです!今回は王道のじゃんけんで勝負。
4人中、3人は最初のじゃんけんで決まり、残りのひとりは2回目に行われた「負けたら勝ち」のじゃんけんで決まりました。

再会・雨のアタゴオル・電波塔の少年・DESERT MOON

じゃんけんで勝ったファンからのリクエストは、この4曲。

「『再会』、久しぶりですねぇー。歌うの難しいんですよ…?自分でつくったんだから歌えよって話ですけど」と言い訳しつつ歌う浩子さん。
(歌いにくいからライブであまり出てこないのだと思われる)

「雨のアタゴオル」は、音響さんと照明さんに曲の説明をする時、浩子さんが「ザーザー降る雨じゃなくて、キラッ、キラッとした雨です」と説明してはりました。

「電波塔の少年」、ホンマに私よく当たるなぁ。そしてこの曲はグリーンの照明が多いですね。たまにレッドだったりするけど。
音響さんと照明さんへの説明は、「電波塔に少年がいて、不届きなことを考えている…そして自分も電波になっちゃう」。わかんねーよ!

「DESERT MOON」は最初、英語の歌で〜みたいな注文をいただいてつくったのに、結局普通の日本語の歌になったとか。
音響さんと照明さんへの説明で、「あなたに会えてよかった的な歌」と説明した浩子さん、「こういう説明、人に言われたらカチンとくるんですけどね」とおっしゃってました。そりゃそうだ。

休憩中のBGMは「潮騒のメモリー」

ここで休憩が入ります。
いったんステージをあとにする浩子さんですが、その後、お客さんよりも先にステージへ戻ってきて、お客さんがトイレから戻るのを待ちながら、しゃべったり歌ったりし始めます(ソロツアーだと、こういうのがある)

ドラマ好きな浩子さん、もちろん今年めちゃ人気だった朝ドラ「あまちゃん」も見てました。
そして劇中歌として使われた「潮騒のメモリー」を、お客さん待ちながらピアノ弾きつつ歌い始めた!え、楽譜持ってきてたの?

「3代前からマーメイド」って、すごい歌詞ですよね…。

「これは休憩中のBGMだから、使用料が発生しないはず!ほら、リハの声出しみたいな…」と言いつつ、最後は「怖いからもうやめとこ」と歌うのをやめて、客席の様子を見つつ休憩終了。2部がスタートします。

今年の新曲とも言える提供曲から

今年の夏にまた、豊崎愛生への提供曲がリリースされました。

NHKスペシャルで地球の歴史とか生命の歴史とか、そういう内容をやっているのを見た時、「細胞とミトコンドリアを歌詞に使おう」と思ったので、それを今回の曲に入れたのだとか。
「そしたらB面になっちゃいました。B面って言い方、若い人には通じないからやめろって言われてるんですけどね…」
私もB面わからない\(^o^)/ カップリング曲のことですよね?

FANTASY

というわけで、豊崎愛生に提供した新曲を。
今年の猫森Aプロでも歌ってたねー。その時はAQさんのシンセがついてたけど、今回はピアノでシンプルに。

かわいい系なので、お子様向けのドラマ化希望です

またまたドラマ化希望の曲です。
今度はかわいい系です。子ども向けとかで…と浩子さんはおっしゃってましたが、お子さんが怖がって泣き出すドラマになりそうですぜ!

落ちてきた少年・そっくりハウス・まもるくん

「落ちてきた少年」、ソロピアノで聞くのは初めてかも。思わず「ポウ」ってかけ声を入れたくなるね。
カラオケで私がよく歌う歌なのですが、何度聞いてもサビは上のパートしか歌えないのです。だから浩子さんが普通に下のパート歌ってるのを聞くと、なんだか不思議な感じがした。

「そっくりハウス」、かわいいんだけど、確かにかわいいんだけど、でもさ、よく考えたら、これも怖い歌詞じゃないの…?

「まもるくん」については、浩子さんの中でドラマのシナリオがあるそうです。

ドラマ「まもるくん」 脚本:谷山浩子

主人公は、綾野剛が演じる新入社員の藤原まもるくん。
ところが、まもるくんは「今日は暑いですねぇ」「これ、やっといて」みたいな日常会話の能力がゼロ。皆と会話が成立しない。

でも、まもるくんは性格がとてもいい人なので、皆まもるくんの話は適当に「はいはい」と聞き流したりして、スルーするようになる。
そんな状態だから、まもるくんは仕事もできなくなってしまう。
「僕がこれ頼んだのに誰も聞いてくれない…皆、僕のこと無視する…」てな感じで。

とうとう、まもるくんは仕事に来なくなる。
さすがに心配した上司や同僚が家を訪ねるけど、出てこない。まさか中で倒れてるんじゃ…!とドアを開けると、家の中は、もぬけの殻。
どうしちゃったんだろなぁ、とか言いながら上司や同僚が帰っていくと、新宿の地下道の壁から…。

そんなわけで、歌詞の通りになって、世界中にまもるくんが出てくるんだけど、それでもやっぱり皆、まもるくんをスルーしちゃう。まもるくんとともに目覚め、まもるくんとともに朝ごはんを食べ、あちこちから生えてくるまもるくんをよけながら出勤する。

でも、まもるくんは特に何もしない。世界征服も人類滅亡もしない。
ただ、人類はまもるくんと共存するようになる…まもるくんは空気のような存在になる…おしまい。

最大の謎は、なんでまともに会話のできないまもるくんが入社できたのかということです。社長の親戚なの?
でも、まもるくんが気の毒なことに変わりはない…。
(アンケートに3回くらい「まもるくんが気の毒」って書いた)

もっと、のどかな話を想像してたのに、けっこうせちがらい話だったよ!
浩子さんは月9希望だそうです。

社会派ドラマになる、かもしれない

最後の方には、人気曲と長い曲が待っていました。
うーん、これをドラマ化すると、どんな感じになるのかな…。

森へおいで・よその子

「森へおいで」は、Memories版でした。やったね!
以前、「森で変質者といったらあの曲」とアンケートに書いてる人がいましたね…えっと…すごくやばいドラマになりそうなんですが…。

「よその子」は社会派ドラマ…なのかな?ドラマのジャンルよくわかんないけど。
児童虐待とか、保護者と一緒に住めなくて施設で暮らしてる子どもとか、そういう問題を扱うドラマになりそうです。
主人公は男の子がいい。

まだ暑いのに気分は晩秋の浩子さん

秋だというのに気候が安定しなくて、暑くなったりしてますので、体調には気をつけて下さいね…と話す浩子さん。
私も家ではタンクトップですごしてます。家の外では七分袖なのに。
(今もこれを書きながら、窓開けて首に保冷剤つけたタオル巻いてる)

浩子さんは冬が好きなので、気分はすでに秋の終わりだそうです。
「特に大晦日が好きです」と大晦日の風物詩をひとしきり語り、
「あともういくつ寝ると大晦日ってくらい」と大晦日への愛の深さを語り、
「すみません、今のは言いすぎました」と前言撤回。

そんなこんなで最後の1曲です。

同じ月を見ている

「銀河通信」が30年たって、同じ地球上の人に語りかけるまでになりました。
そう、今日のライブは「銀河通信」で始まって、「同じ月を見ている」で終わるのです。

あれですね、40周年ライブの時にも「銀河通信」と「同じ月を見ている」が同じ歌じゃねーかと言われて「ちがうんだよ?!」って力説してましたよね。

アンコールは何度でも

今回はアンコールの手拍子が起こるの早かった。
というか、手拍子のテンポが速いので、このテンポで手拍子すると、映画「マイ・フェア・レディ」の中で、ヘプバーンが「cup cup cup cup of of of of…」とリズムの練習してるシーンを思い出します。毎回思い出す。テンポがちょうど同じなんよね。

何かが空を飛んでくる

かわいい系でもあり、励ましソングでもあり、提供曲でもある歌を、アンコールのお礼の曲に。

そういえば、この歌について最近、ゆいちゃんがこんなことを言ってた。


言われてみれば、確かに「なんでエビと比べるねんww」って感じなんやけど!
でも、全然まったく気づかなかったし疑問を抱いたこともなかった!
だって谷山浩子脳だから\(^o^)/


世の中すべてファンタジーです(強引なまとめ)

一枚の写真

すぐに手拍子が起こって、客席の照明も一瞬ついたと思ったら消えて、ダブルアンコール出たよ!
曲が決まっていないので、楽譜のファイルを持ったマネジャーのロッキーさんも一緒に登場します。ここ何年も浩子さんの現場マネジャーをやってたヨッシーさんは、TBSに転職しちゃったんだそうです。

「えー、何の曲にしよう…ライブが初めての人とか、いますか?」とリクエストをつのる浩子さん。
すると、とある男性が「おやすみ」をリクエストしました。

浩子さん「初めてですか?」
男性「いえ、何度も」
一同、爆笑。

浩子さん「…人の話を聞かないってよく言われませんか?」

今度は別の男性が「京都の人はまだ聞いてないから、『一枚の写真』を」と提案。
これが採用されました。

『二十四の瞳』のドラマか何かで使われた曲だそうです。
確か、猫森C2のダブルアンコールってこの曲だったんだっけ。私はC1で聞けなかったから、よかった。白い曲です。さらーっと流れていったので、すでにどんな曲か忘れちゃったけど…。

小説化…できたら、いい、ね…(遠い目)

ドラマ化希望の歌を集めたライブ、面白かったですねー。

ライブ終了後、ほげなすさんに声をかけたら、
「是非、小説化を」
と、さらっとムチャぶりされましたぜ。な、何曲あると思ってんだ\(^o^)/

うーん、すでに小説を書いたことがあるのは、「アトカタモナイノ国」「森へおいで」だけだなぁ。どちらもKindle化してないので、いずれ出す予定なのですが。

「よその子」は、針とらさんが小説化されてますよー。

「電波塔の少年」「仇」とか、書きたいなぁ。
…なんか、Kindle本を出せと言われている原稿が他にもあって、すごくありがたいんですけど、しばらく…しばらくお待ち下さい…。えぇ、あの、できれば半年か1年くらい…。

私のライブ参加は、今年これでおしまいですが、ソロツアーはまだまだこれから。あと猫森の青山円形劇場も、まだ残ってる。
参加される方は、どうぞ楽しんできて下さい!