谷山浩子 「ダイエット」に、先越された!と思った高校時代

今年最初の谷山浩子カテゴリの記事ですよ!
今回は、1曲だけを取り上げて語りまっす。

というわけで、谷山浩子2001年のアルバム『心のすみか』より、「ダイエット」。
とりさんが高校時代に出たアルバムです。
歌詞検索サイトで見つけられなかったので、各自CDの歌詞カードをご覧下さい。

高校時代に買ってたのに、20歳の頃、いったんドナドナしてしまったアルバムです…。
(最初の捨てブームだったので、『しまうま』以外のほぼすべてのアルバムを処分した)

昨年末、「空からマリカが」を彼氏に聞かせようと思って、かぎゅうさんの谷山浩子プレイリストを探したら存在しなかったので、あわててぽちりましたよ。
「ダイエット」自体は『白と黒』にも入ってるので、持ってないことを忘れてたのな。

自分が思ってことを、歌にされちゃって、やられたー!と思った

この歌を初めて聞いた時、「やられた!」と思いました。
「先越されたー!それ、私も同じこと思ってたのにー!」と。

そうそう、部屋片づけて余計なものを捨てるのって、ダイエットに似てるよね。
PCのファイル整理して、ゴミ箱をカラにする快感って、体の余計なもの(脂肪とか大便とか)を追い出した時に似てるよね。
…ってのが、この「ダイエット」にも表現されていたのですよ。

当時のとりさんは、自分が社会に出てまともに働けるとは思っておらず、
「大学出たらそのまま野垂れ死にそうやんなー。あぁ、小説を書いて暮らせればいいのに…」
などと思っていた。
引きこもり体質の子どもや、社会性のないオタクにありがちなドリームです。
社会人でも、「印税で暮らしたい」とか言い出したら、よくない兆候ですよね。

高校時代のとりさんは、恋愛とか興味なくて、恋愛よりも小説とか歌とか絵とか、そういう作品を生み出す方がよっぽど面白くてすばらしいと思ってた。
自分はクリエイター側の人間なのだと思っていたのですよ。
…今思えば、とりさんはクリエイター側の人間だったわけではなく、アーティストになりたがってるけど中途半端すぎてなれないタイプの子どもだったんだけど。
(クリエイターとアーティストのちがいなど考えたこともない高校生)

まぁ、そういう高校生だったので、自分が日頃、「これって、こうじゃない?」と思ってたことを、先にプロが作品にしちゃうと、「先越されたー!」って思ったのです。
「さすが谷山浩子!」というより、「谷山にしてやられたよ!」みたいな。

そんな風に、先越されてくやしい思いもあったけど。
さすがというか、自分が思ってたよりも斜め上の方向に飛び立った歌詞で、やっぱ浩子さんでした。
(くやしがりながらも、こんな面白い歌をつくる谷山浩子を愛した自分にまちがいはなかったと思う、屈折したファン心理)

でも、ダイエットしたことないから、感覚は知らん

あ、でも、ダイエットしたことないです。
さっき、「ものを捨てることは、ダイエットの感覚に似てる!」なんて言ったけど。
すいません、ただの想像です。

太りたいです。

電子的な歌声にぴったりの歌、らしい

この歌、東京行った時に、パセラで歌ったことがあります。

※パセラとは?
…東京を中心に展開しているカラオケチェーン店。
リゾートっぽいカラオケ店を目指しているらしく、店内はアジアン風。
複数の配信システムが入ってて曲数が超充実している。谷山浩子めっちゃ入ってる。谷山浩子のオフ会するならパセラ!
食事も充実してて、とりさんはデミグラスオムライスがお気に入り。
大部屋の内装もいい感じなので、結婚式の2次会でも使える。
めっちゃ長々と解説してしまった。つまり関西にもほしいお店です。
関西はほとんどジャンカラ(ジャンボカラオケ広場)の天下でな…。

社会人になってから、ほぼ毎年、東京へ遊びに行ってるんですが、行くたびにパセラでカラオケしてるんですよ。
東京で会うのは、ほとんどが谷山浩子関係の友人知人の皆さん。
だからカラオケでも、谷山浩子をどんどん歌えちゃう。

数年前のある日、パセラで歌ってたら、ぱいのみ林檎さんに、
「とりちゃんの歌声だと、『ダイエット』とか合いそうだよね!」
と言われました。

とりさんは、ニコ動好きな人から、「野生の初音ミク」と呼ばれた歌声の持ち主です。
子どもの頃は初音ミクなんてなかったから、「カセットテープを早送りしたみたいな声」なんて言われたものさ…。
ボーカロイドのおかげで、自分の歌声がウケるようになって、大変うれしい。

…ほほう。
つまり、谷山浩子の「ダイエット」は、機械的な歌声に合いそうだということですね?

歌ってみた。

林檎さん大喜び。

「電子音みたい」
「バーチャルっぽい歌声」
「プラスチックな感じ」
「現代っ子って感じだよね!」

って言われたけど、多分、現代っ子は関係ないと思います。
あと、プラスチックな歌声ってどんなんよ!

というわけで、とりさんと同じように、
「歌声がボカロっぽい」
と言われたことがある人は、ぜひカラオケで谷山浩子を検索して、「ダイエット」に挑んでいただければと思います。
きっと似合います。

…あと、あなたが「ダイエット」を歌えば、谷山浩子にわずかなりとも印税が入ります。
もちろん私の狙いはそこです。

皆もっとカラオケで谷山浩子を歌えばいいと思うよ!