Kindle書評『RDG2 レッドデータガール はじめてのお化粧』と『天冥の標Ⅱ 救世群』

Amazonギフト券の残高が500円になったので、新しく買い足しました。
ちょうど1ヶ月前に1万円のギフト券を買ってたので、1ヶ月1万円のペースでKindle本を買ってるわけですね。やっと落ち着いたペースで本が買えるようになった気がする…(当社比)

現在、Kindle蔵書数は222冊。
ブログ書き終えたら、また何冊かぽちる予定です。

ではでは本日も書評いってみよー。

荻原規子『RDG2 レッドデータガール はじめてのお化粧』


まだKindleが手元に届く前、かぎゅうさんで1巻目を読みました。
読み終えてからブログに書くまでにタイムラグがあり、その後も続きをぽちり忘れていたのですが、ふと読みたくなったのでぽちっとな。
この2巻目も、かぎゅうさんで読んでみたよー。

さらさらと進む物語

特別な体質を持ち、田舎の山の神社に守られて過保護に育てられた気弱な主人公。はるばる東京の高校へ進学することになったのですが、彼女の親が選んだ学校だから、普通の学校なわけがない。人間ではない同級生を見つけてしまい…。
この巻でも主人公なりに、少しずつ変わろう、世界を広げようとしていきます。

カスタマーレビューを見てると、「ゆっくりした展開の話」という感想が多かったのですが、全然そんなの気にならなかった。
確かにね、最近の売れ筋っぽい小説に比べたら、劇的な展開は少ないかもしれんけど(少年ジャンプ系の「常に劇的」な感じの対極だと思う)、そんなの気にならず、さらさらーっと話が流れていく。なのに、知らず知らずのめりこんでて、時間を見つけて読み進めてしまう。

読み終えてから、さすがベテランやなぁって感心したのです。うまい。
あまりにも私が読みふけっているので、彼氏は不機嫌でした。

雰囲気のある表紙絵が好きなので角川文庫版を買いましたが、ラノベっぽいイラストの表紙の角川スニーカー文庫版もあります。ちょっと高いけど。あと漫画化もされてるよ。

小川一水『天冥の標Ⅱ 救世群』


はいはーい。きましたよー。全10巻(予定)の壮大なSF小説『天冥の標』、ようやく2巻目を読み終えました。

盛り上がりそうになると叩き落される波乱の物語

しんどい話は読みたくない…という人のために、あらかじめ言っておくと。
相変わらずまったく!明るく!ない!\(^o^)/

今回は病気をめぐる話です。
現代とおぼしき地球で、95%という高い致死率を誇る新種の感染病が発生。
のっけから暗い気持ちになってしまい、10%ほど読んだところで寝かしていました。

しかし、Amazonギフト券の残高不足で新しい本を買えず、「じゃあ読みかけの本でも…」と続きを読み始めたら、どんどん面白くなってきた。
いや、相変わらず明るい展望はなかったし、しんどかったんだけど。

でも医者やら官僚やら、実にいろいろな登場人物が出てきて、いかにも「こういう事態になったら、こんなことが起こりそう」というリアルな描写が積み重ねられていて、本当にドラマだったの。この先どうなるんやろう、と思いながら読んでいたら…。

後半のレイプのシーンで、上昇気流に乗っていたテンションを叩き落され、一気に落ちこむ。

うおおお…よりによってそんな…人が死ぬシーンも殺されるシーンもめっちゃ落ちこむけどレイプのシーンとか1番しんどいし…!
どよーんとした気持ちで読み続けたら、さらに気に入っていた他の登場人物も死んでしまいました。しょんぼり。どないしたらえぇねん。

「人間は醜い」ってのと、「どんなに踏みつけられても立ち上がる人は闘う」ってのを交互に見せつけられるストーリーでした。
RDGとのギャップすさまじい。劇的すぎるやろ。

久々に落ちこんだので、その後「どうやったらあの女の子がレイプされる前に、加害者の男を殺すことができたか」を考えてました。最終的に、「超能力で相手を爆破するか、相手の目に指を突き刺すか」という結論に至った。超能力って…無理やん。
『3月のライオン』でいじめのストーリーが出てきた時も、どうやったら加害者に報復ができるかを1週間近く考えていたとりさんですので、平常運転ですね!

『天冥の標』、Kindleでもすでに6巻まで出てるのかー。
打たれ弱いとりさん、どこまでついていけるのか心配です。