Kindle書評『ZUCCA×ZUCA』と『毒 青酸カリからギンナンまで』

面白そうなKindle本は、片っ端から無料サンプルを試してるとりさんです。それでもハズレを引くことはあるんですが、以前に比べたらだいぶ失敗しなくなりましたよー。
どうやら、あまぞんは人気があると判断したKindle本を値上げする傾向にあるようなので、最近はほしい本があってもウィッシュリストの類に入れないようにしてる。無料サンプルを落として、定期的にチェックするだけ。リストには入れない。

ついったー使う時間が減ったのと、週末になったのとで、読書がはかどる、はかどるー。まだまだ面白い本いっぱいあるー。

はるな檸檬『ZUCCA×ZUCA』1巻


ヅカオタ(宝塚オタク)によるエッセイ漫画。
フルカラーで、ごてごてしすぎない、ふんわりさらーっとした絵柄なので、読みやすいです。『となりの801ちゃん』の線がやわらかくなってパステル調の色がついたみたいな絵柄です。

時折見に行ってるブログの中の人が、新しい趣味に手を出してみよう!というわけで宝塚を観劇されたのですが、その記事でこの漫画が紹介されてたの。

ジャンルはちがえど、オタクは同じようなもの

ヅカオタの人々の生態や、彼女の彼氏・友達・両親の反応が描かれてて面白いです。宝塚の専門用語の解説もちょこちょこ載ってるから、わかりやすいよ!

何度も笑いながら、「あるある!(オタクになると皆そうなる)」とうなずき、「へえー(宝塚の基礎知識がわかる)」とうなずき、面白かったのでもっぺん最初から読み返しました。
今んとこKindleで4巻まで出てるよ!今から続きもぽちるよ!

あまぞんのレビューでも「宝塚ファンじゃないけど、この気持ちわかります!」って意見がちらほら出てましたね。まさにその通りです。オタクになると皆、同じようなこと言い始める。趣味のために生活のすべてを賭ける。趣味を同じくする友達と集まって、何時間も熱く語り合う。イベントのために会社を休む。

ちなみに、職場には韓流の大ファンの人がいるのですが、
「友達と一緒にいるところなんて、職場の人には見せれないですよー!もう、めっちゃキャーキャー言っててオタクですもん。もし私が韓流に興味なかったらドン引きするやろなって、自分でも思いますもん」
と言ってて、ジャンルはちがえど皆オタク…!って思いました。

むしろ私、谷山浩子のファンでよかった。
浩子さんはひとりしかいないから、ライブの数にも限りがある。
宝塚なんてハマろうもんなら、舞台めちゃ多いし、次々に新人が出てくるし、カネも時間も足りなくなる一方ですよねー。しかも皆が社交界のような気合いの入ったファッションで参加するお茶会(スターと一緒にすごせるイベント)があったりするから、いろんな方向で歯止め効かないよねー。

ちなみに8月は浩子さんの出演するファンタジー・ロック・フェスのチケット申しこみましたよ!ファンクラブ限定イベントもあるから超迷ったんだけど、ライブの方を選びました。

船山信次『毒 青酸カリからギンナンまで』


古今東西、さまざまな毒の特性やエピソードを紹介した1冊。
図版が多いです。というのも、登場する毒の成分それぞれの構造式が図版で紹介されてるから。全然わからんから読み飛ばしちゃったけど。

毒にも薬にもなる

身近なところで「毒になるかもしれないもの」ってたくさんあるんですね。殺虫剤とか医薬品とか、毒キノコやフグだけじゃなくてさ。
それ自体には害がなくても、他のものとの食べ合わせで毒になるものとか。

いろんな成分について、コンパクトにまとめて紹介しているので、ちょっとずつ読むのもおすすめです。
最後の方は、麻薬や、実際に起きた殺人事件の話をまとめてあります。

子どもの頃、どの本だったか忘れたけど、「毒も薬も根っこは同じ。使い方次第で毒にも薬にもなる。逆に言うと、毒にならないものは薬にもならない」と書かれているのを読んでハッとしたんですが、この本でも似たようなことを冒頭に書かれてました。
同じものを毒と呼ぶか、薬と呼ぶか、それは状況によって変わってくるのだと。

余談:また50%還元セール始まった

講談社とハヤカワが、やってくれましたよ。

講談社は漫画・新書・文庫あたりを。

ハヤカワはSFを。

これに乗じて、ようやく『天冥の標』の続きを2冊ぽちりました。

あと、ぶっとんでて面白い坂口恭平の未読の本も。

でもー、まずは『ZUCCA×ZUCA』の続きから〜。