Kindle書評 『コンビニの戦士達』と『ノウチラスの黒猫』

お腹が弱いので、冬場は冷えたら一発アウトです。ぐぬぬ。

お昼を食べる前に、さくっとKDPで出てる本を2冊読みました。
両方とも「きんどるどうでしょう」から、著者インタビューが出てます。

最近、2冊読んだら記事にするという流れになっているので、しばらくこのスタイルでKindle書評するよー。

余談やけど、20代の女性でKindle使ってる人は、あんまりいないのかなって最近思う…。
確かに端末買うにもお金かかるから、普通にスマホのKindleアプリで読んでくれたらそれでいいんだけど!でも若い女にとっての電子書籍はケータイコミックどまりなの?それとも皆、文字を読むのが苦手で動画とか見てるの?

ゲームも動画も苦手なとりさんは、今日もKindleで本を読んでます…。
いってみよー。

幻夜軌跡『コンビニの戦士達』

コンビニでバイトする主人公の1週間を描いた作品。
個性的なキャラクターたちが面白そうだと思ってぽちってみた。

胃痛の喜劇

…実は私も学生の頃、コンビニで1年くらいバイトしてたんですよ。
朝6時〜9時のシフトに入ってたんやけど、いつのまにか昼12時まで働くことになり、さらに最初はふたりでシフトに入ってたのに、気がついたらひとりになってました。
6時間ずっと休憩なしだから多分これ違法なシフトだと思うよ\(^o^)/

先輩バイトたちが、
「俺、ひとりで深夜シフト入ってたのに、途中で法定の休憩とったことになってて、その分の給料減らされてるっぽいんですよー」
「えーそれは店長に言った方がえぇで!あかんやん!」
って言い合ってたのを覚えてる…。

この小説も、のっけから他のバイトがバックれて穴埋めに駆り出されたり、若い店長がバイトに当たり散らしたり、人の話を聞かないバイトが自分ルールを押しつけてきたり、主人公の心が折れまくる展開。
読んでる私の方は胃が痛かったです。つらい!この職場つらい!

あと、誤字が4ヶ所あったよ。

よほどのことがない限り、もっぺんコンビニで働くことはないやろなぁ…。
今の職種がWeb系なので、活かせるスキルも全然ちがうしねぇ。
最近は、コンビニと言えば松駒さんとかMK2店長とかを思い出します。

山田佳江『ノウチラスの黒猫』

ノウチラスって聞いた瞬間、Scudelia Electroの「GOOD BYE NAUTILUS さよならノーチラス号」を思い出した。
劇団キャラメルボックスで舞台化もされてるのかな?

勝手にSFなイメージを持ってましたが、読んでみたらSFといえばSFだけど、日常とファンタジーが入り混じったお話でした。
あ、ちゃんと告知記事があったー。

音もなく消えていく日常

最初はSFどころか、地に足の着きまくった光景から話が始まる。田舎のイオンかなぁみたいな。本当にそんな感じ。
女性が語るパートと、男性が語るパートが交互に出てくるんやけど、だんだん、お互いの不思議な因果関係が見えてくる、そして…という展開です。

日常なのに日常じゃないファンタジー。SF。
えーと、小学生か中学生の頃に読んだような…。
あ、思い出した。北村薫の『ターン』だ。あれもそんな感じだった。

残念ながらKindle化されてなかった。

なんでタイトルがノウチラスなのか、黒猫は宅急便の黒猫のことを意味しているのか、そこまでは読み解けなかったけど、するーっと読めました。静かで地味に思えるけど、ちゃんと読める。文章も構成も練られてるんだろうな。

ストーリーも、分量も、2時間ドラマにちょうどいいと思います。
こういう地に足の着いた、ちゃんと現代日本で働いてる人の話って、私はろくに書けないので、ちょっとうらやましかったよ。