面白かったKindle本をおすすめするよ!他にも読みかけの本など総勢18冊

今日もKindle関係の記事です。着々と周りの人をあまぞん沼に落とし続けています。

昨日は仕事納め+職場の忘年会でしたが、その席でも、
「とりさん、Kindleストアで買えるジョジョの漫画ってどんな感じですか?旦那に聞いてこいって言われたんです」
などと聞かれる始末。

しかし、あまりにもKindleで本をぽちりすぎて、読むのが楽しすぎて、個別の本の感想をまるで書いてなかったな…。
と気づいたので、まとめて感想書いちゃうよー。

この2ヶ月くらいの期間に、私がぽちって面白かったKindle本は、これだ!

おすすめのKindle本

伊藤計劃『ハーモニー』

前から読もうと思っていた1冊。
病床でも小説を書き続け、30代の若さで亡くなった著者が残念でならない。

人々が皆、体内にWachMeをインストールして、心身の健康が常に維持されるように見張らせている世界。
皆が同じような体型をしていて、他者への思いやりを抱き続けなければならない社会。
体に害のあるタバコやアルコールは駆逐され、誰かにトラウマを与えそうな発想は最初から摘み取られ、街の景色は目にやさしいパステル調のピンクやグリーンで埋め尽くされる。
本当にこんな未来が実現しそうで怖い。

冒頭から、そんな社会に反抗心を抱く3人の女の子が出てきて、その会話の描写の時点で私は「あぁこれ絶対に私が好きな話」って思った。
めっちゃ乱暴に要約すると、三浦しをん『秘密の花園』や、紅玉いづき『ガーデン・ロスト』のように複数の女の子が出てきて、思春期らしいゆらぎを見せたり、誰かひとりが死んだりするんだけど、『ハーモニー』では生き残った彼女たちが大人になる。そこからが話の本番だ。

中村紘子『ピアニストという蛮族がいる』

気が向いてぽちった1冊。
私の中では「カレー マルシェのCMに出てきたピアニスト」という印象の中村紘子ですが、そんな彼女がつづった、ピアニストに関するエッセイ。笑いころげたわー。
夢中で一気に読んじゃった。

彼女が親交のあった、あるいは親交のある人から聞いた、さまざまなピアニストの話が盛りだくさん。
一方、明治以降の近代日本で、最初のピアニストは女性だったこと、お粗末な環境でどのようにクラシック音楽を学んだのか、留学してピアノを学んだ女性ピアニストが(男よりも高い給料を得ているという理由で)どんな風に誹謗中傷を受けたのか、日本での誤った弾き方を学んだピアニストがヨーロッパで自殺したいきさつ…などなど、胸が痛くなる話も出てきます。

上橋菜穂子『獣の奏者 闘蛇編』『獣の奏者 王獣編』

この本が最初に分厚いハードカバーで発売された頃、なんと書店で全部立ち読みしてしまった思い出があります。若かった…。
申し訳ないので、いつか正規の価格で買おうと思ってた。Kindle版が出てたので迷わず買いました。

立ち読みした時は、それこそ本が重かったので、ろくに味わいもせず一気に読んでたから、いまいち話の内容がわかってなかった。
テレビのCMでアニメ化されたものを見た時、「王獣ってオオカミに近い姿やったんや!鳥やと思ってた!」と驚いたくらいですよ…。

続きが読みたーい。
でも、Kindleストアに出てる続編は、紙の本とまったく同じ価格なのよね…さすがにためらってる…。
そのうち買っちゃいそうですが。

松原隆彦『宇宙に外側はあるか』

宇宙学・天文学はKindle本の数が少ないです。こちらは新書だったのでKindle化されてた。
自分がとっくに知ってることは省きつつ、自分が知ってそうで知らないこと、自分が知らなくて興味のあることを載ってそうな本を探してました。

宇宙のどこまでが解明されていて、どこまでがわかっていないのか、どんな説が流行っているのかなど、わかりやすくまとめてあります。

個人的にすげえ!と思ったのは、相対性理論がGPSのように身近な技術でも用いられているという話でした。
地上と衛星間で生じる時間のズレがGPSの精度にも影響するため、それを修正するようになっているそうです。まじか。

さらに、スカイツリーのような高層建築だと、地上とスカイツリーの上とで時間の流れが異なることも観測されているそうです。技術が進歩したのねぇ。すごい時代になったもんだ。

永江一石『素人の顧客の意見は聞くな 永江一石のITマーケティング日記』

毎日チェックしてるブログ「More Access,More Fun!」の中でも、人気のある記事を抜粋して加筆した1冊。

ちなみに、著者の永江さんは、Amazonアソシエイトをめぐるいざこざの中で、あまりにもカスタマーサポートの態度が悪かったため、あまぞんとの縁を切って、今はLideoで電子書籍を読んでいるようです。
ついにKindleストアのベストセラーランキングで2位に到達しちゃいましたが、こんだけ売れても全然稼げないよとぶっちゃけておられます。

読みかけの本、これから読む本

佐藤優『人間の叡智』

佐藤優、いまだに読んでなかったな…と思って、手頃そうなのを1冊。
佐藤優は弟が何冊か持ってるはずだけど、ちょうど読みたいと思った時に勢いでぽちっとな。

佐藤勝彦『相対性理論を楽しむ本 よくわかるアインシュタインの不思議な世界』

初めて相対性理論というものを知ったのは、小学生の頃に読んだカール・セーガンの『COSMOS』でした。もちろん理解できなかった。
その後も何度か、いろんな本で相対性理論の説明を読んだ。しかし、いまだにこういう本をぽちってしまう私。

レイ・ブラッドベリ『火星年代記』

SF好きな母は絶対に持ってるだろうと思ったけど、家のどっかに埋もれてて見つからないだろうと察して、自分でぽちった。
あとで母に聞いたら、「見つかるでー!…あれ、見つかるかな…どこに行ったかな…」と言ってました。私の推測は正しかった。

Fujii Taiyo(藤井大洋)『GENE MAPPER(ジーン・マッパー)』

アマチュアでありながら、あっというまにKindleストアのベストセラーに名を連ね、この世界では一躍有名になった、あの本。
これもSFですよ。読むの楽しみです。

栗本薫『グイン・サーガ』1~5巻

世界一長い小説『グイン・サーガ』、1冊200円のセール中です。2012年内まで!つまりあと3日!
長すぎて途中から質が下がった、と多くの人のレビューに書かれていました。20巻までは面白かったのに、と。
1番厳しい意見が「5巻までは本当に面白かった」だったので、5巻までをぽちった。

2012年12月29日22:50追記
セールが1月15日まで延長だってさ!

その他

貴志祐介『新世界より』上巻

ファンタジーにしてSF、そしてホラー…。
読み終わったあとでカスタマーレビュー見て気づいた。これ、ホラーだったんだって…。

実はとりさん、ホラーが苦手です。
この本を寝る前に読んだら、その夜は寝つきが非常に悪かったです。眠れたと思ったら目が覚めちゃったりして。
…怖くて続きをぽちれない。

雄山洋『Kindle自費出版ガイド 米アマゾンの先例から学ぶ電子書籍の作り方』

わかりやすいと評判だったのでぽちった。
これを見ながら原稿つくってるよ。

牛乃あゆみ『王殺し』

耽美系小説。同人誌からの再録です。てことは創作JUNEかな。
絶対に出るやろうと思ってたけど本当に出たねぇ。同人誌のKindle版が!

もちろんこの人の本は初めて読んだんやけど、私には思いつかない設定だったので、新鮮でした。

そういえば小説の同人誌って、本当にびっくりするほど、ひどい本が多いんよね。
校正がまるでされてないとか、校正以前に編集ソフトをまともに使えてなくて変な空白があいてるとか。
日本語の文章としておかしいものもあった。萌えとか設定とかだけで突っ走ってる感じの小説が、とても多いです。
同人誌だから別にえぇやんって思うかもしれんけど、編集ミスや変な文章が出てくると、そこで読むのがストップしちゃうんですよ。道を走ってたら穴があいてて、速度落としたり迂回したりしないといけない感じ。ひどい時は穴にはまりこむ。

この本は、そういうのがなかったです。とても読みやすかったし、変な文章もなかった。
同人誌のようにイベントなどの締め切りがないからかもしれないし、まだKindleストアに本を出す人自体が少ないからかもしれない。
Kindleストアに本を出す人が増えれば、変な文章の本も増えるかもしれませんが。

エア積ん読を順調に消化しつつ、それ以上にエア積ん読を増やしている

他にもたくさーん買ってます。漫画もぽちりまくってます。
記事が長くなるので、漫画は今回載せてません。また今度書こうかな。

現在、ぽちったKindle本の総数…49冊
Kindle Fire HDに最初から入っていた本(辞書)…4冊

今日中にぽちりそうなKindle本…いろいろ候補があるので考えないようにしている