フランク・B.ギル 『鳥類学』 を読みながら進化論について思う

昨日から今日にかけて、第2章~第3章を読んだ。これで第1部が終わりました。

やっぱり何ヶ所か、誤植や文字詰めのミスがある…。
「オーストララシア」って、オーストラリアなの?ユーラシアなの?
(この単語の途中で見開きの図解のページを挟んでたので、校正をスルーしちゃったっぽい)

それはさておき、
第2章「歴史」
第3章「系統分類学」
の感想。

郷愁のアルケオプテリクス

始祖鳥と呼ばれている、あの有名な化石です。

子どもの頃、学級文庫(教室の棚に皆が持ち寄った本とかが置いてある)とか、図書館とかで、古代の動物について書かれた本とか読まなかったですか?

私は子ども向けのシートン動物記とかファーブル昆虫記とか、
氷河期の動物の話とか、
ピラミッドの秘密とか、
邪馬台国の謎とか、
恐竜の繁栄と絶滅とか、
そういう本を全部教室で読みましたよ。

…今のとりさんが好んで読んでるジャンルと、かぶってますね。
社会人になってから子どもに戻ったんやろか…。
ちなみに、天文関係の本は父からもらって読んでました。

もちろん、そういう本の中に、アルケオプテリクスも出てきたのさ!

懐かしいあの写真に、再びあいまみえることができました。
他にも、アルケオプテリクスと現代のドバトの骨格比較とか載ってたよ!

この本で初めて知ったのですが、アルケオプテリクスの発見は、なんともタイミングがよかったそうです。
ダーウィンの『種の起源』が出た、わずか2年後。
アルケオプテリクスの存在は、爬虫類から鳥類へと進化する過程を示す証拠となり、進化論が受け入れられるきっかけをつくったのだと。
ほー。すげー。

自分が進化論に興味を持つのはなんで?

その流れで、この問いを考えた。

猫森で東京に行ってる時、林檎さんちでボードゲームをしたのですよ。
Stampsというゲームと、FAUNAというゲーム。
FAUNAの方はドイツ製で、出てきたカードに載っている動物の生息地や体長や体重を予測して、当たった分だけすごろくの駒を進めることができるというゲームでした。
前にもプレイしたことがある。

私以外のメンバーは理系で、
「うーん、この様子だと恐らく体長はこれくらいで、体長がこれだけなら体重や尾の長さは恐らく…」
などと頭の中で計算したりしていた。
そんな中、予測をはずしまくって最下位のとりさん。

「きみは動物の本とかけっこう読んでるのに、なんで?」
と聞かれたのですが、私が読んでるのは進化論にまつわる本がほとんどなのです。
動物のイラストとか図解とかが、ほとんど載ってない、文字ばっかの本。
「この骨の構造は、この動物と似ていて、こういう収斂の結果で」みたいな。
動物の体長とか体重とか、いちいち載ってません。

なんで私は、そういう進化論っぽいものに興味を持つんやろう?
なんで、実際に動物を飼うとか、そういう方向じゃなくて、そっちなんやろう?
そう考えながら、『鳥類学』を読んでた。

きっと、何かの「ダイナミックさ」を感じていて、それが好きなんやと思う。
環境が変わるたびに、大量の個体が絶滅して、それでも生き物は自らを変えて生存に挑む。
長い時の中で起こる、そのダイナミックな変化が、私の感情に訴えるんやと思う。
あと、そういうのを調べて、「こんな結果がわかりました!」っていうのにも、素直にすげーと思う。

だからこういう本も、見つけるとほしくてたまらなくなって買っちゃう↓

この『進化の運命』という分厚い本、ひたっすら、膨大な収斂の話が紹介されてます。へえーの連続。
ただ、最終章はがっかりしたけど。
突然、「科学と宗教心は両立するんだ」みたいな話が始まってさ…。
いやどうせそれキリスト教やろ。
仏教みたいに、創世記っぽいものを重視しーひん宗教のことじゃないやろ。

さて、第2部は「形態と機能」です。羽毛の話とか!