ドゥーガル・ディクソン、ジョン・アダムス 『フューチャー・イズ・ワイルド』を読んだ

タイトル:フューチャー・イズ・ワイルド(the FUTURE is WILD)
副題:驚異の進化を遂げた2億年後の生命世界
著者:ドゥーガル・ディクソン、ジョン・アダムス
訳者:土屋晶子(つちや・あきこ)
監修:松井孝典(まつい・たかふみ)
レーベル:ダイヤモンド社

何年も前に、あまぞんで見つけ、面白そう!と思ったのに、買いそびれていた一品。
ブックオフで見つけて、しかも活字単行本500円均一セール中だったので、買うしかないやろ!と飛びついた。

この本の監修やってる人、確か惑星関係の学者じゃなかった?と思ったら、やっぱりそうだった。
この人が出してる対談本『人類を救う「レンタルの思想」』、けっこう面白かったよ。

何億年レベルで話が進む

こういうサイエンス系(特に天文とか生物の進化とか)の本を読む楽しさのひとつは、何億年という単位で展開するドラマ。
自分の私生活で日頃起こるめんどくさいものの数々が、ちっせぇなーと思えてくる。
身の回りのもの全部を吹き飛ばされた気がして、ちょっと爽快になれる。

この本の内容は、こんな感じ。

  • 地球は温暖化と寒冷化をくり返していて、あと数百万年もすればまた氷河期になっちゃうよ
  • ま、その頃には人類もいなくなってるでしょ
  • 大絶滅は過去にも何度も起こってるし、大げさに驚くほどのことじゃない
  • 世界中の90%が絶滅しても、しぶとく生物は生き残って、進化して環境に適応してきた
  • 哺乳類の繁栄は終わり、昆虫や甲殻類の繁栄が訪れる
  • 氷河期が来たかと思えば、また温暖な時代がやって来て、それに適応した生物が栄える、それだけのこと

これ読んでて思ったけど…私、鳥類が好きなんだな…。
(昆虫の話も読んでて面白いけど、鳥の話をもっと読みたい)
思い切って、5年くらい前から買うかどうか迷ってる鳥の本を買おうかな。ついに鳥類学ブーム到来ですな。
問題は、その本が7000円以上するってことですが。

余談:この本にまつわる身近な会話

この本を読み終わったあと、目の前にいた彼氏に言ってみた。
「数百万年もすれば、地球はまた氷河期に入るから、温暖化なんて言ってられなくなるよ」

♂「俺それまで生きてるかな」
私「無理やろ」
♂「がんばらなあかんな」

いや、がんばってどうにかなるものじゃないから、それ。
死んでるから。